ゲーミングPCを選ぶ前に知っておくべきこと

完成品とBTOパソコンの違いを理解する
ゲーミングPCを購入する際、完成品を買うかBTOパソコンでカスタマイズするかで迷う方もいるのではないでしょうか。
完成品は箱から出してすぐに使える手軽さが魅力ですが、BTOパソコンは自分の用途に合わせてパーツを選択できる柔軟性があります。
私がこれまで数十台のゲーミングPCを組んできた経験から言えるのは、初心者こそBTOパソコンを選ぶべきということです。
なぜなら、予算内で本当に必要な性能を見極められるからです。
完成品のゲーミングPCは、メーカーが想定した標準的な構成で販売されています。
そのため、例えばグラフィックボードは高性能なのにメモリが16GBしかなかったり、CPUは最新なのにストレージが1TBしかなかったりと、バランスが取れていない場合があります。
BTOパソコンなら、自分がプレイしたいゲームや作業内容に応じて、グラフィックボード、CPU、メモリ、ストレージを個別に選択できるため、無駄なコストを削減しながら必要な性能を確保できるのです。
ゲーミングPCの性能を決める4大要素
この4つのバランスが取れていないと、どれか1つが足を引っ張ってしまい、本来の性能を発揮できません。
例えば、高性能なグラフィックボードを搭載していても、CPUの処理速度が追いつかなければ、グラフィックボードの性能を十分に引き出せないボトルネックが発生してしまいますよね。
グラフィックボードはゲーム画面の描画を担当し、フレームレートや画質に直結します。
CPUはゲーム全体の処理や物理演算を担当し、特にオープンワールドゲームやストラテジーゲームで重要になります。
メモリはゲームデータの一時保存場所として機能し、容量が不足するとカクつきの原因になります。
ストレージはゲームのインストール先であり、読み込み速度がロード時間に影響します。
これら4つの要素を用途に応じて最適化することが、ゲーミングPC選びの基本。
用途別に見るゲーミングPCの選定基準

フルHDでライトゲームを楽しむ場合
フルHD解像度で、フォートナイトやApex Legends、VALORANTなどの比較的軽いゲームを楽しむなら、エントリークラスのゲーミングPCで十分です。
グラフィックボードはGeForce RTX5060またはRadeon RX 9060XTを選択すれば、フルHD環境で60fps以上を安定して維持できます。
これらのグラフィックボードは、最新のBlackwellアーキテクチャやRDNA 4アーキテクチャを採用しており、前世代と比較してレイトレーシング性能やAI性能が大幅に向上しています。
CPUはCore Ultra 5 235またはRyzen 5 9600を選択するのが賢明でしょう。
これらのCPUは、ミドルロー~ミドルクラスに位置しますが、ライトゲームをプレイするには充分な処理能力を持っています。
特にRyzen 5 9600は、Zen5アーキテクチャの恩恵を受けて、前世代と比較してシングルスレッド性能が向上しており、ゲーム中のフレームレートの安定性が高まっています。
メモリは16GBあれば問題ありませんが、ブラウザでゲーム攻略サイトを開きながらプレイしたり、Discordで通話しながらゲームをする場合は、32GBにアップグレードした方がいいでしょう。
DDR5-5600規格のメモリが主流になっており、MicronやGSkillといった信頼性の高いメーカーの製品を選択できるBTOショップがおすすめです。
ストレージは、PCIe Gen.4 SSDの1TBを選択すれば、複数のゲームをインストールしても容量不足に悩むことはありません。
| パーツ | 推奨スペック | 備考 |
|---|---|---|
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 / Radeon RX 9060XT | フルHD 60fps以上を安定維持 |
| CPU | Core Ultra 5 235 / Ryzen 5 9600 | ライトゲームに充分な処理能力 |
| メモリ | 16GB~32GB DDR5-5600 | マルチタスクなら32GB推奨 |
| ストレージ | PCIe Gen.4 SSD 1TB | 複数ゲームのインストールに対応 |
人気PCゲームタイトル一覧
| ゲームタイトル | 発売日 | 推奨スペック | 公式 URL |
Steam URL |
|---|---|---|---|---|
| Street Fighter 6 / ストリートファイター6 | 2023/06/02 | プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ |
2025/02/28 | プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ |
2020/11/05 | プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン |
2024/10/25 | プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| 黒神話:悟空 | 2024/08/20 | プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750 |
公式 | steam |
| メタファー:リファンタジオ | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Call of Duty: Black Ops 6 | 2024/10/25 | プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT メモリー: 12 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンボール Sparking! ZERO | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64 メモリ: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE | 2024/06/21 | プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー |
2024/07/02 | プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Cities: Skylines II | 2023/10/25 | プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンズドグマ 2 | 2024/03/21 | プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700 メモリー: 16 GB |
公式 | steam |
| サイバーパンク2077:仮初めの自由 | 2023/09/26 | プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ホグワーツ・レガシー | 2023/02/11 | プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| TEKKEN 8 / 鉄拳8 | 2024/01/26 | プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Palworld / パルワールド | 2024/01/19 | プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070 メモリー: 32 GB RAM |
公式 | steam |
| オーバーウォッチ 2 | 2023/08/11 | プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク |
2022/01/13 | プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| BIOHAZARD RE:4 | 2023/03/24 | プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| デッドバイデイライト | 2016/06/15 | プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Forza Horizon 5 | 2021/11/09 | プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
フルHDで重量級ゲームを快適にプレイする場合
サイバーパンク2077やホグワーツ・レガシー、スターフィールドといった重量級のAAAタイトルをフルHD解像度で快適にプレイしたいなら、ミドルクラス以上のゲーミングPCが必要になります。
グラフィックボードはGeForce RTX5070TiまたはRadeon RX 9070XTを選択することで、フルHD環境で高画質設定でも100fps以上を狙えます。
これらのグラフィックボードは、DLSS 4やFSR 4といったAIベースのアップスケーリング技術に対応しており、ネイティブ解像度よりも高いフレームレートを実現できるのです。
CPUはCore Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9700Xを選択するのが最適です。
重量級ゲームは、グラフィック処理だけでなくCPUへの負荷も高く、特にNPCの行動パターンや物理演算、大規模な戦闘シーンではCPUの処理能力がフレームレートに直結します。
Core Ultra 7 265Kは、Lion CoveとSkymontのチップレット構成により、マルチスレッド性能と電力効率のバランスが優れており、長時間のゲームプレイでも安定した性能を発揮します。
Ryzen 7 9700Xは、Zen5アーキテクチャの恩恵を受けて、前世代と比較してIPC(クロックあたりの命令実行数)が向上しており、ゲーム中のフレームレートの底上げに貢献します。
メモリは32GBが必須。
重量級ゲームは、高解像度テクスチャや複雑なシェーダー処理により、メモリ使用量が20GBを超えることも珍しくありません。
16GBでは、ゲーム中にメモリ不足によるカクつきやフリーズが発生する可能性があるため、32GBを選択しない手はありませんね。
4K解像度でゲームを楽しむ場合
4K解像度でゲームをプレイするには、ハイエンドクラスのゲーミングPCが必要です。
4K解像度はフルHDの4倍のピクセル数を持つため、グラフィックボードへの負荷が飛躍的に高まります。
グラフィックボードはGeForce RTX5080以上を選択することが、4K環境で60fps以上を維持するための最低ラインになります。
RTX5080は、GDDR7メモリと最大1.8TB/sの高速帯域を実現しており、4K解像度での高画質設定でも安定したフレームレートを提供します。
さらに上を目指すなら、GeForce RTX5090を選択することで、4K解像度で100fps以上を狙うこともできます。
RTX5090は、第4世代RTコアと第5世代Tensorコアを搭載しており、レイトレーシングを有効にした状態でも高いフレームレートを維持できるのです。
DLSS 4のマルチフレーム生成技術により、ネイティブ4Kよりも大幅に高いフレームレートを実現できるため、4K環境でのゲーミング体験を最大限に引き出せます。
CPUはCore Ultra 9 285KまたはRyzen 9 9950X3Dを選択するのが理想的です。
4K解像度では、グラフィックボードがボトルネックになりやすいため、CPUの重要性は相対的に低下しますが、それでもハイエンドCPUを選択することで、将来的なアップグレードの余地を残せます。
特にRyzen 9 9950X3Dは、3D V-Cacheを搭載しており、ゲーム中のキャッシュヒット率が向上することで、フレームレートの安定性が高まります。
メモリは64GBを選択することで、4K解像度での高解像度テクスチャや、レイトレーシングによる追加のメモリ使用量に対応できます。
32GBでも動作はしますが、将来的なゲームの進化を考えると、64GBにアップグレードしておく方が安心です。
ストレージは、PCIe Gen.5 SSDの2TB以上を選択することで、最大14,000MB/s超の読込速度を実現し、4K解像度での大容量データの読み込みを高速化できます。
ただし、Gen.5 SSDは発熱が非常に高いため、大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になる点には注意が必要です。
コスパを重視するなら、Gen.4 SSDの4TBを選択するのも効果的です。
| パーツ | 推奨スペック | 備考 |
|---|---|---|
| グラフィックボード | GeForce RTX5080 / RTX5090 | 4K 60fps以上を維持するための最低ライン |
| CPU | Core Ultra 9 285K / Ryzen 9 9950X3D | 将来的なアップグレードの余地を確保 |
| メモリ | 64GB DDR5-5600 | 高解像度テクスチャとレイトレーシングに対応 |
| ストレージ | PCIe Gen.5 SSD 2TB / Gen.4 SSD 4TB | 大容量データの高速読み込みを実現 |
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CPA
| 【ZEFT R60CPA スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YQ
| 【ZEFT R60YQ スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | DeepCool CH170 PLUS Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z58C
| 【ZEFT Z58C スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster Silencio S600 |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60E
| 【ZEFT R60E スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5080 (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS ROG Hyperion GR701 ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | AMD X870 チップセット GIGABYTE製 X870M AORUS ELITE WIFI7 ICE |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (FSP製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
配信やゲーム実況を行う場合
グラフィックボードはGeForce RTX5070Ti以上を選択することで、NVENCエンコーダーを活用した高品質な配信が可能になります。
NVENCは、グラフィックボードに内蔵されたハードウェアエンコーダーで、CPUに負荷をかけずに高品質な映像をエンコードできるため、ゲームのフレームレートを維持しながら配信できるのです。
CPUはCore Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9800X3Dを選択するのが最適です。
配信ソフトウェアのOBS Studioは、CPUエンコードを選択した場合、マルチスレッド性能が重要になります。
Ryzen 7 9800X3Dは、3D V-Cacheを搭載しており、ゲーム中のフレームレートを高く維持しながら、配信エンコードの処理も並行して行えます。
Core Ultra 7 265Kは、NPUを統合しており、AI処理を活用した配信の画質向上や、ノイズ除去といった機能を低負荷で実行できます。
メモリは32GB以上が必須です。
ゲーム、配信ソフトウェア、ブラウザ、Discordなど、複数のアプリケーションを同時に起動するため、メモリ使用量が30GBを超えることも珍しくありません。
64GBにアップグレードすることで、メモリ不足によるカクつきやエンコードエラーを防げます。
ストレージは、PCIe Gen.4 SSDの2TB以上を選択し、配信の録画データを保存するための容量を確保しましょう。
配信の録画データは、1時間あたり10GB以上になることもあるため、余裕を持った容量を選択することが重要です。
eスポーツタイトルで高フレームレートを狙う場合
VALORANTやCS2、League of Legendsといったeスポーツタイトルで、240fps以上の高フレームレートを狙う場合、グラフィック性能よりもCPUのシングルスレッド性能が重要になります。
CPUはCore Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9800X3Dを選択することで、240fps以上を安定して維持できます。
グラフィックボードは、GeForce RTX5060TiまたはRadeon RX 9060XTで充分です。
eスポーツタイトルは、グラフィック設定を低~中に設定してプレイすることが一般的で、高フレームレートを優先するため、ハイエンドグラフィックボードは必要ありません。
むしろ、CPUとメモリに予算を割り当てる方が、フレームレートの向上に直結します。
eスポーツタイトルは、メモリレイテンシの影響を受けやすいため、低レイテンシのメモリを選択することも効果的です。
ストレージは、PCIe Gen.4 SSDの1TBで充分ですが、ゲームのロード時間を最小化するために、読み込み速度の速いモデルを選択しましょう。
モニターのリフレッシュレートも重要な要素です。
240fps以上を出力できても、モニターが60Hzや144Hzでは、その性能を活かせません。
240Hz以上のゲーミングモニターを選択することで、高フレームレートの恩恵を最大限に受けられます。
Reflex 2による低遅延対応も、eスポーツタイトルでは大きなアドバンテージになります。
BTOパソコンのカスタマイズで押さえるべきポイント

グラフィックボードの選び方
グラフィックボードは、ゲーミングPCの性能を決定づける最も重要なパーツです。
GeForce RTX 50シリーズとRadeon RX 90シリーズが現行の最新モデルで、それぞれに特徴があります。
GeForce RTX 50シリーズは、DLSS 4やニューラルシェーダに対応しており、AI技術を活用したフレームレート向上が期待できます。
Radeon RX 90シリーズは、FSR 4に対応しており、機械学習ベースのアップスケーリングとフレーム生成技術により、GeForceに匹敵するほどのパフォーマンスを発揮します。
コスパを重視するなら、GeForce RTX5060TiまたはGeForce RTX5070を選択するのが賢明です。
これらのモデルは、フルHD環境で高画質設定でも60fps以上を安定して維持でき、価格と性能のバランスが優れています。
RTX5070Tiは、フルHDだけでなくWQHD環境でも快適にプレイできるため、将来的にモニターをアップグレードする予定がある方におすすめです。
ただし、レイトレーシング性能はGeForceに一歩譲るため、レイトレーシングを重視するゲームをプレイする場合は、GeForceを選択した方がいいでしょう。
最新グラフィックボード(VGA)性能一覧
| GPU型番 | VRAM | 3DMarkスコア TimeSpy |
3DMarkスコア FireStrike |
TGP | 公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 32GB | 48494 | 101772 | 575W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5080 | 16GB | 32021 | 77948 | 360W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 XT | 16GB | 30030 | 66654 | 304W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7900 XTX | 24GB | 29954 | 73308 | 355W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | 27053 | 68819 | 300W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 | 16GB | 26399 | 60143 | 220W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 | 12GB | 21861 | 56710 | 250W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7800 XT | 16GB | 19839 | 50402 | 263W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | 16494 | 39309 | 145W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 15930 | 38139 | 180W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 15792 | 37916 | 180W | 公式 | 価格 |
| Arc B580 | 12GB | 14580 | 34864 | 190W | 公式 | 価格 |
| Arc B570 | 10GB | 13688 | 30810 | 150W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 | 8GB | 13149 | 32309 | 145W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7600 | 8GB | 10778 | 31692 | 165W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 10608 | 28539 | 115W | 公式 | 価格 |
CPUの選び方
Core Ultra 200シリーズは、NPUを統合しており、AI処理を活用した機能を低負荷で実行できます。
Ryzen 9000シリーズは、Zen5アーキテクチャの恩恵を受けて、シングルスレッド性能とマルチスレッド性能のバランスが優れています。
これらのCPUは、ミドル~ミドルハイクラスに位置し、ゲームだけでなく配信やクリエイティブ作業にも対応できる処理能力を持っています。
特にRyzen 7 9800X3Dは、3D V-Cacheを搭載しており、ゲーム中のフレームレートを高く維持できるため、ゲーミング性能を最優先する方には一択になりますが、価格がやや高めです。
ハイエンドを狙うなら、Core Ultra 9 285KまたはRyzen 9 9950X3Dを選択することで、将来的なゲームの進化にも対応できます。
これらのCPUは、マルチスレッド性能が非常に高く、配信やクリエイティブ作業を並行して行う場合にも余裕があります。
ただし、ゲームだけをプレイする場合は、Core Ultra 7やRyzen 7で充分な性能を持っているため、予算をグラフィックボードやメモリに回す方が効果的です。
最新CPU性能一覧
| 型番 | コア数 | スレッド数 | 定格クロック | 最大クロック | Cineスコア Multi |
Cineスコア Single |
公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 9 285K | 24 | 24 | 3.20GHz | 5.70GHz | 42889 | 2462 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 42643 | 2266 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X3D | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 41678 | 2257 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900K | 24 | 32 | 3.20GHz | 6.00GHz | 40974 | 2355 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X | 16 | 32 | 4.50GHz | 5.70GHz | 38452 | 2076 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X3D | 16 | 32 | 4.20GHz | 5.70GHz | 38376 | 2047 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265K | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37147 | 2353 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265KF | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37147 | 2353 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 9 285 | 24 | 24 | 2.50GHz | 5.60GHz | 35523 | 2195 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700K | 20 | 28 | 3.40GHz | 5.60GHz | 35383 | 2232 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900 | 24 | 32 | 2.00GHz | 5.80GHz | 33640 | 2206 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.60GHz | 32785 | 2235 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700 | 20 | 28 | 2.10GHz | 5.40GHz | 32419 | 2100 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X3D | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.50GHz | 32308 | 2191 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7900X | 12 | 24 | 4.70GHz | 5.60GHz | 29150 | 2038 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265 | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28439 | 2154 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265F | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28439 | 2154 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245K | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25359 | 0 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245KF | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25359 | 2173 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9700X | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.50GHz | 23004 | 2210 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8 | 16 | 4.70GHz | 5.40GHz | 22992 | 2090 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 235 | 14 | 14 | 3.40GHz | 5.00GHz | 20781 | 1857 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7700 | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.30GHz | 19436 | 1935 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8 | 16 | 4.50GHz | 5.40GHz | 17667 | 1814 | 公式 | 価格 |
| Core i5-14400 | 10 | 16 | 2.50GHz | 4.70GHz | 15988 | 1776 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 5 7600X | 6 | 12 | 4.70GHz | 5.30GHz | 15233 | 1979 | 公式 | 価格 |
メモリの選び方
メモリは、ゲームデータの一時保存場所として機能し、容量が不足するとカクつきの原因になります。
DDR5-5600規格が主流になっており、DDR4を新規PCで選択することはありません。
ゲーミングPCなら、32GBを選択するのが標準的です。
16GBでも動作はしますが、重量級ゲームや配信を行う場合は、メモリ不足によるパフォーマンス低下が発生する可能性があります。
64GBにアップグレードするのは、4K解像度でのゲームプレイや、配信と録画を同時に行う場合、クリエイティブ作業を並行して行う場合に効果的です。
メモリメーカーは、MicronやGSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカーを選択できるBTOショップがおすすめです。
これらのメーカーは、品質管理が厳格で、長期的な安定性が高いため、メモリエラーやシステムクラッシュのリスクを低減できます。
安価なメーカーのメモリは、初期不良率が高かったり、長期使用でエラーが発生したりする可能性があるため、避けた方が無難です。
ストレージの選び方
PCIe Gen.4 SSDが主流で、読み込み速度は7,000MB/s前後を実現しています。
容量は、2TBを選択するのが標準的です。
1TBでも動作はしますが、重量級ゲームは1本あたり100GB以上の容量を消費するため、複数のタイトルをインストールすると容量不足に悩むことになります。
PCIe Gen.5 SSDは、最大14,000MB/s超の読込速度を実現していますが、価格が高く、発熱が非常に高いため、大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になります。
コスパを考えると、Gen.4 SSDの方が現実的な選択肢です。
Gen.5 SSDの性能を活かせるのは、4K解像度での大容量データの読み込みや、クリエイティブ作業での大容量ファイルの転送といった特定の用途に限られます。
ストレージメーカーは、WDやCrucial、キオクシアといった信頼性の高いメーカーを選択できるBTOショップがおすすめです。
安価なメーカーのSSDは、書き込み寿命が短かったり、突然故障したりする可能性があるため、重要なデータを保存する場合は避けた方がいいでしょう。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT R61BW


| 【ZEFT R61BW スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5050 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R65Z


| 【ZEFT R65Z スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 8500G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5050 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Okinos Mirage 4 ARGB Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60FS


| 【ZEFT R60FS スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 9060XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN SR-ar5-5580E/S9


| 【SR-ar5-5580E/S9 スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 8600G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R58DB


| 【ZEFT R58DB スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 7600 6コア/12スレッド 5.10GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | DeepCool CH510 ホワイト |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
冷却システムの選び方
空冷CPUクーラーは、メンテナンスが不要で、故障のリスクが低いため、初心者にもおすすめです。
DEEPCOOLやサイズ、Noctuaといった人気メーカーの製品を選択できるBTOショップなら、冷却性能と静音性のバランスが取れたクーラーを選択できます。
冷却性能を最優先するなら、水冷CPUクーラーを選択することで、CPUの温度を低く抑えられます。
水冷CPUクーラーは、ラジエーターとポンプを使用して冷却するため、空冷よりも高い冷却性能を発揮します。
ただし、ポンプの故障リスクや、定期的なメンテナンスが必要になる点には注意が必要です。
ケースのエアフローも重要な要素です。
2面または3面が強化ガラス製のピラーレスケースは、見た目が美しい一方で、エアフローが制限される場合があります。
冷却性能を重視するなら、スタンダードな側面1面が強化ガラス製でエアフローに優れたケースを選択する方が安心です。
予算別のおすすめ構成


15万円以下のエントリー構成
グラフィックボードはGeForce RTX5060を選択し、CPUはCore Ultra 5 235を選択することで、予算内で必要な性能を確保できます。
メモリは16GB DDR5-5600を選択し、ストレージはPCIe Gen.4 SSDの1TBを選択することで、基本的なゲーミング環境を構築できます。
この構成では、フォートナイトやApex Legends、VALORANTといったライトゲームを、フルHD解像度で60fps以上を安定して維持できます。
重量級ゲームは、画質設定を中~低に下げることで、60fps前後でプレイできます。
将来的にグラフィックボードをアップグレードすることで、性能を向上させることも可能です。
ケースは、スタンダードなエアフロー重視のケースを選択することで、冷却性能を確保できます。
電源は、600W以上の80PLUS Bronze認証モデルを選択することで、安定した電力供給を実現できます。
| パーツ | 推奨モデル | 価格目安 |
|---|---|---|
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 | 4万円前後 |
| CPU | Core Ultra 5 235 | 3万円前後 |
| メモリ | 16GB DDR5-5600 | 1万円前後 |
| ストレージ | PCIe Gen.4 SSD 1TB | 1万円前後 |
| その他(マザーボード、電源、ケースなど) | – | 6万円前後 |
20万円前後のミドルクラス構成
20万円前後の予算でゲーミングPCを組む場合、フルHD解像度で重量級ゲームを快適にプレイすることを目標にします。
グラフィックボードはGeForce RTX5070Tiを選択し、CPUはCore Ultra 7 265Kを選択することで、高いゲーミング性能を実現できます。
メモリは32GB DDR5-5600を選択し、ストレージはPCIe Gen.4 SSDの2TBを選択することで、余裕のあるゲーミング環境を構築できます。
この構成では、サイバーパンク2077やホグワーツ・レガシー、スターフィールドといった重量級ゲームを、フルHD解像度で高画質設定でも100fps以上を狙えます。
WQHD解像度でも、60fps以上を安定して維持できるため、将来的にモニターをアップグレードする予定がある方にもおすすめです。
CPUクーラーは、高性能な空冷クーラーまたは簡易水冷クーラーを選択することで、CPUの温度を低く抑えられます。
ケースは、エアフローと見た目のバランスが取れたケースを選択することで、冷却性能とデザイン性を両立できます。
30万円以上のハイエンド構成
30万円以上の予算でゲーミングPCを組む場合、4K解像度でゲームを楽しむことや、配信とゲームを同時に行うことを目標にします。
メモリは64GB DDR5-5600を選択し、ストレージはPCIe Gen.4 SSDの4TBまたはGen.5 SSDの2TBを選択することで、将来的なゲームの進化にも対応できます。
この構成では、4K解像度で重量級ゲームを高画質設定でも60fps以上を維持でき、DLSS 4を活用することで100fps以上を狙うこともできます。
配信とゲームを同時に行う場合でも、フレームレートの低下を最小限に抑えられます。
レイトレーシングを有効にした状態でも、快適にプレイできるため、最高の映像美を楽しめます。
ケースは、ピラーレスケースや木製パネルケースといったデザイン性の高いケースを選択することで、見た目にもこだわれます。
電源は、1000W以上の80PLUS Platinum認証モデルを選択することで、安定した電力供給と最高の電力効率を実現できます。
| パーツ | 推奨モデル | 価格目安 |
|---|---|---|
| グラフィックボード | GeForce RTX5080 / RTX5090 | 15万円~25万円 |
| CPU | Core Ultra 9 285K / Ryzen 9 9950X3D | 7万円~10万円 |
| メモリ | 64GB DDR5-5600 | 3万円前後 |
| ストレージ | PCIe Gen.4 SSD 4TB / Gen.5 SSD 2TB | 4万円~6万円 |
| その他(マザーボード、電源、ケース、CPUクーラーなど) | – | 10万円前後 |
BTOパソコンショップの選び方


パーツメーカーを選択できるショップを選ぶ
BTOパソコンショップを選ぶ際、最も重要なのは、パーツメーカーを選択できるかどうかです。
メモリやストレージ、CPUクーラー、ケースといったパーツは、メーカーによって品質や性能が大きく異なります。
人気メーカーを選択できるBTOショップなら、長期的な安定性や信頼性を確保できます。
例えば、メモリはMicronやGSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカーを選択できるショップがおすすめです。
ストレージはWDやCrucial、キオクシアといった人気メーカーを選択できるショップなら、耐久性が高く、データ損失のリスクを低減できます。
CPUクーラーはDEEPCOOLやサイズ、Noctuaといった人気メーカーを選択できるショップなら、冷却性能と静音性のバランスが取れたクーラーを選択できます。
パーツメーカーを選択できないショップは、コストを抑えるために安価なメーカーのパーツを使用している場合があります。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT R61BW


| 【ZEFT R61BW スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5050 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z57Z


| 【ZEFT Z57Z スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster Silencio S600 |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z59M


| 【ZEFT Z59M スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Corsair FRAME 4000D RS ARGB Black |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R63W


| 【ZEFT R63W スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster MasterFrame 600 Black |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7 |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R59ABD


| 【ZEFT R59ABD スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7900XTX (VRAM:24GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | NZXT H9 Elite ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
カスタマイズの自由度が高いショップを選ぶ
カスタマイズの自由度が低いショップは、標準構成からの変更が限定的で、自分の用途に合わせた最適化が難しい場合があります。
例えば、グラフィックボードは選択できるけれど、CPUクーラーは標準のものしか選択できないといった制限があると、冷却性能を最優先したい場合に対応できません。
カスタマイズの自由度が高いショップを選ぶことで、予算内で本当に必要な性能を見極められます。
サポート体制が充実しているショップを選ぶ
サポート体制が充実しているショップなら、トラブルが発生した際に迅速に対応してもらえます。
電話やメール、チャットといった複数のサポート窓口を用意しているショップは、初心者にも安心です。
保証期間も重要な要素です。
標準で1年保証を提供しているショップが多いですが、有料で3年保証や5年保証に延長できるショップもあります。
長期的に使用する予定がある場合は、保証期間を延長することで、故障時の修理費用を抑えられます。
オンサイト保守サービスを提供しているショップなら、故障時に自宅まで修理に来てもらえるため、パソコンを送付する手間が省けます。
ゲーミングPCを長く使うためのメンテナンス


定期的な内部清掃を行う
ゲーミングPCは、高性能なパーツを搭載しているため、発熱量が多く、内部にホコリが溜まりやすいです。
ホコリが溜まると、冷却性能が低下し、パーツの温度が上昇してしまいますよね。
定期的に内部清掃を行うことで、冷却性能を維持し、パーツの寿命を延ばせます。
内部清掃は、3ヶ月に1回程度を目安に行うのが理想的です。
エアダスターを使用して、CPUクーラーやグラフィックボード、ケースファンに溜まったホコリを吹き飛ばします。
特にグラフィックボードのファンは、ホコリが溜まりやすく、冷却性能が低下しやすいため、念入りに清掃しましょう。
ケースのフィルターも定期的に清掃することが重要です。
フィルターにホコリが溜まると、エアフローが制限され、内部の温度が上昇します。
フィルターは取り外して水洗いできるモデルが多いため、定期的に洗浄することで、エアフローを維持できます。
ソフトウェアのアップデートを行う
ゲーミングPCの性能を最大限に引き出すには、ソフトウェアのアップデートが欠かせません。
グラフィックボードのドライバーは、新しいゲームに最適化されたバージョンが定期的にリリースされており、アップデートすることでフレームレートの向上や、バグの修正が期待できます。
Windowsのアップデートも重要です。
セキュリティパッチや、パフォーマンスの改善が含まれているため、定期的にアップデートを適用することで、安定性を維持できます。
ただし、大型アップデートの直後は、不具合が発生する場合があるため、数週間待ってから適用する方が安全です。
BIOSのアップデートは、マザーボードメーカーの公式サイトから最新版をダウンロードして適用します。
BIOSのアップデートにより、新しいCPUのサポートや、メモリの互換性向上、パフォーマンスの改善が期待できます。
パーツのアップグレードを検討する
ゲーミングPCは、パーツを交換することで性能を向上させられます。
特にグラフィックボードは、ゲーミング性能に直結するため、数年後に最新モデルにアップグレードすることで、最新ゲームを快適にプレイできます。
グラフィックボードのアップグレードは、比較的簡単で、初心者でも挑戦しやすいです。
メモリのアップグレードも効果的です。
16GBから32GBにアップグレードすることで、重量級ゲームや配信を行う際のパフォーマンスが向上します。
メモリスロットに空きがあれば、追加で増設するだけで済むため、手軽にアップグレードできます。
ストレージのアップグレードは、容量不足を解消するだけでなく、読み込み速度の向上も期待できます。
M.2スロットに空きがあれば、追加でSSDを増設することで、容量を拡張できます。
よくある質問


ゲーミングPCは自作とBTOどちらがおすすめですか
初心者にはBTOパソコンをおすすめします。
BTOパソコンなら、プロが組み立てた状態で届くため、箱から出してすぐに使用できます。
自作PCのメリットは、パーツを自由に選択できることと、コストを抑えられることです。
グラフィックボードはGeForceとRadeonどちらを選ぶべきですか
GeForceは、レイトレーシング性能が高く、DLSS 4によるAIベースのフレーム生成技術により、高いフレームレートを実現できます。
特に、レイトレーシングを有効にした状態でのパフォーマンスは、Radeonよりも優れています。
コスパを重視するなら、Radeon RX 90シリーズも魅力的な選択肢です。
RadeonはGeForceと比較して価格がやや抑えられており、FSR 4による機械学習ベースのアップスケーリングにより、GeForceに匹敵するパフォーマンスを発揮します。
ただし、レイトレーシング性能はGeForceに一歩譲るため、レイトレーシングを重視しない場合に適しています。
メモリは16GBと32GBどちらを選ぶべきですか
ライトゲームをプレイするだけなら、16GBで充分です。
ただし、ブラウザでゲーム攻略サイトを開きながらプレイしたり、Discordで通話しながらゲームをする場合は、32GBにアップグレードした方が安心です。
重量級ゲームや配信を行う場合は、32GBが必須です。
配信ソフトウェアのOBS Studioは、メモリ使用量が5GB以上になることもあるため、ゲームと配信を同時に行う場合は、32GBを選択しない手はありませんね。
ストレージはGen.4とGen.5どちらを選ぶべきですか
Gen.4 SSDは、読み込み速度が7,000MB/s前後で、ゲームのロード時間を充分に短縮できます。
価格もGen.5 SSDと比較して安価で、発熱も抑えられているため、標準的なヒートシンクで冷却できます。
Gen.5 SSDは、最大14,000MB/s超の読込速度を実現していますが、価格が高く、発熱が非常に高いため、大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になります。
Gen.5 SSDの性能を活かせるのは、4K解像度での大容量データの読み込みや、クリエイティブ作業での大容量ファイルの転送といった特定の用途に限られます。
ゲームだけをプレイする場合は、Gen.4 SSDで充分な性能を持っているため、Gen.5 SSDにアップグレードする必要はほとんどないでしょう。
CPUクーラーは空冷と水冷どちらを選ぶべきですか
空冷CPUクーラーは、メンテナンスが不要で、故障のリスクが低いため、長期的に安心して使用できます。
Core Ultra 200シリーズとRyzen 9000シリーズは、前世代と比較して発熱が抑制されており、高性能な空冷クーラーで充分に冷却できます。
DEEPCOOLやサイズ、Noctuaといった人気メーカーの製品なら、冷却性能と静音性のバランスが取れています。
冷却性能を最優先するなら、水冷CPUクーラーを選択することで、CPUの温度を低く抑えられます。
水冷CPUクーラーは、ラジエーターとポンプを使用して冷却するため、空冷よりも高い冷却性能を発揮します。
特に、オーバークロックを行う場合や、長時間の高負荷作業を行う場合は、水冷クーラーが効果的です。

