FF XIV向けゲーミングPCで後悔しないCPUの選び方
実際に触ってみて分かったCore UltraとRyzenの使い勝手の違い
実際にCore UltraとRyzenをそれぞれ試してみて、心から感じたのは「両方とも本当に快適には遊べるけれど、性格がまるで違う」ということでした。
どちらかが完全に優れていて、もう片方が劣っているという単純な図式ではなくて、目的やプレイスタイルによって見え方が変わってくる。
FF XIVのようにCPUへの依存が高いゲームだと、その特徴が体験にストレートに出てくるのですよ。
まずCore Ultraですが、これは全体的に落ち着いていて「安心して身体を預けられるな」という感覚が強いです。
少し負荷をかけても動作がぐらつくような場面は少なく、映像のフレーム落ちも目立ちません。
それに配信や動画キャプチャを裏で動かしても、挙動の安定感は落ちないので長時間のプレイには打ってつけです。
これはありがたい。
特に私のように家族が同じ部屋にいて過ごしている環境では、騒音が少なく抑えられているのが本当に助かるんですよ。
静かな動作。
これ、大事なんです。
それに比べるとRyzenは、まるで大勢の敵が一気に押し寄せてきたときに真価を発揮するタイプ。
余裕をもって応じる強さというか、どこか頼もしい空気を漂わせています。
X3Dモデルのキャッシュ性能が効いているのか、データ処理が見事に途切れない。
映像のフレーム数自体は同じでも、動きがより滑らかに感じられて、心地よさに驚かされました。
その瞬間、「あ、CPUが頑張ってるな」と笑ってしまうほどです。
たとえるなら、職場のオフィスで突然Wi-Fi環境が改善され、通信が格段に快適になったときのような小さな変化でありながら、日々の体験を大きく変えてしまう出来事に似ています。
数字やベンチマークを並べるより、実際にプレイして初めてわかる快適さ。
机上では掴めない実感です。
ただし、どちらにも弱点はあります。
Core Ultraはケースの放熱設計によってはファンの音が気になることもあり、いくら安定性があるとはいえ「もう少し静かにしてほしいな」と感じるタイミングがあります。
一方のRyzenは、性能に寄せすぎた副作用で電力効率が弱い場面があるんです。
私の場合、平日の帰宅後にだらりと配信や動画視聴を並行していると「ちょっと落ち着いて回ってくれないかな」と思った瞬間が何度かありました。
DDR5環境での性格も両者で違います。
Core Ultraではロード時間が安定して、緊張感なく落ち着いて遊び始められる。
一方でRyzenは、いざ起動すると実に勢いよく伸びていき、待たされたことを忘れるくらいの速さを見せる。
Core Ultraは負荷が増えても大きなフレーム落ちは見られず、何ごともなくプレイを継続できるんですよ。
穏やかな船長が航路を守ってくれる感じです。
それに対してRyzenは力強いパフォーマンスが突然噴き出すように現れて、荒波を切り裂いて突き進むダイナミックさを感じます。
快適に遊べる結果は同じでも、その過程の雰囲気がまったく違うのです。
だからこそ選ぶのに迷うんです、正直。
では結局どちらを選ぶのがいいのか。
私の意見としては、安定性や静音性、汎用性を大事にしたいならCore Ultra 7クラスを手に取るのが無難だと思います。
逆に高解像度でfpsを少しでも伸ばしたいとか、人が多いレイドでの粘りに魅力を感じるならRyzen 7 9700Xや9800X3Dが良い。
静けさのCore Ultra。
鋭さのRyzen。
そんな印象です。
私は普段、仕事終わりに短く配信を兼ねて遊ぶことが多いので、Core Ultraの特性が自然と合います。
でも休日に長時間固定で挑むようなときは、どうしてもRyzenの瞬発力が恋しくなるんです。
これが悩ましい。
だから「どちらが完全に正しい」とは言えないんですよ。
両者が持つ個性が、状況に応じて見事に光る。
もし真剣に今後数年FF XIV を遊び抜くと考えているなら、Core Ultra 7 265KかRyzen 7 9800X3Dを選べば後悔はしません。
いわば両立のバランス。
安定性と伸びやかさを同時に得られる安心感。
私自身、選択に迷った末に「ああ、これなら当面困らない」と思える組み合わせだと納得しました。
日常にどれだけ自然に溶け込むか、静かさの中で落ち着いて遊べるか、そしてふとした瞬間にワクワクする気持ちが生まれるか。
そういう感覚こそがCPU選びの決め手になる。
私にとっては、まさにそれが一番の指標です。
結局そこなんです。
シングル性能よりも並列処理を重視したほうがいい場面
長いことFF XIVを遊んでいて、私が本当に学んだのは「CPUはクロックだけ見ても安心できない」ということです。
多くの人が集まる場所やレイド戦では、シングルスレッドの限界が露わになる場面があり、むしろ並列処理が効くCPUの方が明らかに快適でした。
昔の私はスペック表にあるクロックの数字ばかりを追いかけていて、正直なところ現場の体感を軽視していたのです。
あの頃は都市で動作がガクンと落ちた瞬間、モニターに向かって「なんで今なんだよ！」と小声で愚痴ってしまったものです。
その後、思い切ってコア数の多いCPUに換装しました。
最初にベンチマークを回したときよりも、実際にプレイして人が密集するエリアに入った時のスムーズさに驚きました。
まるで別の世界に変わったかのような感覚でした。
こればかりは机上の理屈では語れません。
最近はゲームだけを単独で動かすプレイヤーは少ないと思います。
私自身、Discordで仲間と雑談したり、ブラウザを開いてギミックを調べたり、趣味で配信をしたりしています。
正直に言えば、昔のCPUでは配信時の負荷に耐えられず、視聴者から「止まってるよ」と苦笑い交じりに突っ込まれたことも一度や二度ではありませんでした。
その時は背中に冷や汗が流れるような気分でした。
こういう実体験を経て、並列処理が本当に大事だと骨身にしみて理解しました。
最近のRyzen 9000やCore Ultraシリーズは、こうしたマルチタスク環境を踏まえた設計に進化してきていると感じます。
特に私のように配信も併用する人間には「やっとここまで来たか」と思わせてくれる性能です。
かつては余分だと思われた多コアも、今は余すところなく働いてくれますし、発熱や電力消費も抑えられてきたので静音性にまで配慮できるようになったのはありがたいです。
私は休日に静かな部屋で没入したいタイプなので、この差はとても大きいのです。
心からうれしい変化です。
とはいえ、誤解は避けたいので補足しますが、並列性能がすべてを解決するわけではありません。
FF XIVはまだシングル性能に依存する要素も多くあります。
UIを操作するときの反応が明らかに軽くなるのは、クロック数の高いCPUのおかげです。
私の場合、Ryzen 7クラスやCore Ultra 7クラスを使ったときには、本当に大きな不満を覚えずに済みました。
ほっとした気持ちになれる。
これからのFF XIVは拡張ごとに描画演出が増えていくでしょう。
その流れは誰も止められません。
かつてはGPU性能ばかりが注目されていましたが、今はCPUの余裕こそが最優先事項です。
例えば24人レイドを4K環境で動かす場面を想像してください。
その処理負荷を考えれば、シンプルに「GPUだけでは耐えられない」と分かるはずです。
その重さをCPUでしっかり分散できるかどうかが大事なのです。
もしスクウェア・エニックスがエンジンの並列処理をもっと進めてくれれば、プレイヤーがCPUに求める基準も変わり、さらに選びやすくなるはずです。
今の市場を見渡すと、Ryzen 7 9800X3DやCore Ultra 7 265Kといったモデルは消費者にとって間違いのない選択肢だといえます。
性能とコストのバランスが取れていて、WQHD以上の解像度を想定するなら非常に頼もしい。
安心感が違う。
今FF XIVを快適に楽しみたいなら、シングル偏重ではなく並列処理性能を無視してはいけない。
中上位クラスのCPUを選んで、通話や配信などを同時に行っても処理落ちしない環境をつくること。
それが正解です。
若い頃と違って、私たちは長時間ゲームに割ける体力や集中力がだんだん限られてきますよね。
だからこそ、余計なストレスのない環境で遊べる安心は値段以上の価値を持つのです。
過去に「クロックが高いから大丈夫だろう」と楽観し、実際は苦労を重ねた私だからこそ、その失敗をもとに言えます。
PCパーツに投資するのをためらう気持ちはよく分かりますが、長く続く快適さを思えば合理的な判断だと断言できます。
数字に惑わされず、並列処理をしっかりと見て選んでください。
これをどうしても伝えたかった。
配信や複数アプリを同時に開いても安心できる構成例
私自身、長時間配信することが多く、ゲームに加えて配信ソフトやブラウザ、チャットアプリを同時に立ち上げるのは当たり前。
そのたびに処理が追いつかず、カクついた映像や操作遅延に顔をしかめる瞬間があります。
ああいう時の苛立ちは積もり積もってしまうんですよね。
だからこそ余裕を見た構成を最初から組むことが、結局は一番の安心につながると痛感したのです。
中でも鍵を握るのはやはりCPUです。
配信とゲームを両立しながらスムーズさを維持するには、クロック速度だけよりもコア数やスレッド数の多さが効いてきます。
私がRyzen 7クラスを初めて使ったとき、安定した処理に「やっぱり違うな」と思わず声を漏らしました。
フレームレートが乱れずに保たれるだけで、ここまで気持ちが落ち着くものかと驚いたのをよく覚えています。
値段だけを見ると贅沢に見えるかもしれません。
けれども長く安心して楽しむための投資、と考えればむしろ合理的です。
ビジネスに例えるなら、安物買いの銭失いを避ける姿勢と同じでしょう。
実際、以前は少し妥協して後悔しただけに、最初から余裕ある仕様にしておけばよかったとしみじみ思いました。
メモリについては、私はもう32GBを強く推したいです。
16GBで運用していた頃は、ちょっとブラウザを切り替えただけでプチフリーズが頻発し、そのたびに深いため息をついていました。
「また止まったか」と肩を落とす瞬間。
あれは本当にストレスだった。
ところが32GBに換装した途端、世界が変わったように動作が軽快になりました。
ゲームも配信もブラウジングも一度に立ち上げても不安がなく、作業のテンポがまるで違う。
最初からこうしておけばと悔しいくらいでした。
あの時の爽快さと解放感は今でも忘れません。
GPUに関しては使い方次第です。
フルHDで配信するだけなら、そこまでハイエンドは必要ありません。
ただWQHDや4Kの美しい画面を狙うなら、きちんとした性能を備えたモデルを手にしておくべきだと私は思います。
以前、無理して価格を抑えたGPUにした結果、大規模戦闘で画質を落とさざるを得なくなり、とても悔しい思いをしました。
やはり画質は視聴者体験の質に直結します。
せっかくのFF XIVの壮大な風景や迫力、これは高解像度でこそ伝わるんです。
配信者にとっては自己満足ではなく、視聴者への責任とも言えるはず。
GPUをケチらないほうが長い目で見て断然いいと今は断言できます。
ストレージもしっかり考えないと痛い目にあいます。
500GB SSDでやりくりしていた頃は、本当にアップデートのたびにストレージ残量を気にして整理ばかり。
録画も積み重なる。
結局は外付けHDDに逃がす不便さと共存していました。
さらに録画用に2TBのSSDを後付けすると、アーカイブの管理があまりに楽になって驚くばかりでした。
ストレージ容量は環境の余裕そのもの。
それが快適さにつながるのだと実感しました。
冷却も忘れてはいけません。
それがマイクに乗ってしまい、視聴者から「うるさいですよ」なんてコメントが来たときには、穴があったら入りたい気持ちでした。
その後、簡易水冷を導入してみると、とにかく静かで安定。
夏の熱気の中でも落ち着いて配信できるようになりました。
映像や音は配信者の信用そのものです。
だからこそ冷却性能を軽視せず準備すること、これは本当に大切な部分だと思います。
ケース選びも侮ってはいけません。
見た目に惹かれて選んだケースは、増設のとき隙間が狭すぎて作業性が最悪で…正直イライラしました。
結局その経験から、今は通気性や拡張性を最優先するようにしたのです。
その結果、中の温度安定性にもつながり、パーツへの負担も減りました。
デザインと実用性のバランス。
この大事さは仕事と全く同じですよね。
格好よさより使いやすさ。
つまり、配信をしながらFF XIVを安定して楽しむには、CPUはCore Ultra 7やRyzen 7クラス以上、メモリは32GB、ストレージは1TB NVMe SSD以上を基準にすればよいと思います。
そしてGPUは配信解像度次第で選択。
さらに冷却やケースの準備を怠らないことです。
こうした設備投資がしっかりあるからこそ、長時間でも迷いなく配信を続けられる。
結局は安心して遊ぶための準備なのです。
未来を見据えた環境づくり。
私自身、今の環境でプレイできていることを本当にありがたいと感じています。
これらを整えたことで後悔は一つもなくなりましたし、むしろ一つひとつの選択が大切な時間を守ってくれていると心から思います。
そう考えるとこれは単なる趣味の話ではなく、仕事で学んだ「先回りして準備する重要さ」を再確認させてくれる大切な経験なのです。
FF XIVを快適に動かすGPUを実機で試して見えた実力差
RTX 5060Tiと5070を比べて感じたコスパとバランス
実際に5060Tiと5070を使い比べてみて私が感じたのは、最終的にどちらを選ぶかは「自分がどんな体験を重視するのか」をはっきりさせることが必要だ、ということでした。
数字の比較やベンチマークだけでは出てこない差があり、価格や性能の単純な優劣という話では片付けられないと強く実感したのです。
つまり、この二つは単なるスペックの上下関係ではなく、ユーザーの生活や価値観に合わせて姿を変える存在なのだと思いました。
数字で言えば電力効率がいいということになるのですが、実際には「暑さに耐えてまで遊び続けなくてすむ」という、仕事終わりのリラックス時間に大きな違いを生むものです。
このささやかな快適さが、妙に愛着を生むんですよね。
さらに5060Tiは、フルHDであれば不満を一切感じさせない力を持っていました。
WQHDに挑戦する場合は多少設定を下げる必要があるのですが、少し妥協すれば十分楽しめる程度に動いてくれる。
そのバランスの良さに「安定」という言葉がぴったり重なりました。
これは、特に大きな予算を使いたくないときには強力な理由になりえます。
一方で5070を手にした時の印象は単純でした。
力強さ。
重いシーンでもフレームが粘って下がりにくく、鮮やかな映像表現が当たり前のようにそこにあったのです。
WQHDの高リフレッシュレート環境で遊び始めた瞬間、思わず「なるほど、こういうことか」と声に出るくらいの余裕を感じました。
日常的にフルHDしか触れてこなかった私には、その差は驚きに近いものでした。
ただ、5070についてはどうしても価格差が気になります。
お店で並んでいる値札を見たとき、ため息が出てしまったのも事実です。
「もう少し頑張ってくれてもいいんじゃないか？」と内心ぼやきながら、手元の財布を眺めた自分がいました。
ゲームだけではなく仕事の合間にも活用するとはいえ、この差額を自分の快適さへの投資と考えられるかどうか。
ここは人によって大きく意見が割れる部分でしょう。
DLSS 4やレイトレーシングといった最新技術についても触れずにはいられません。
両者きちんと対応しており、見た目の進化は確かに実感できます。
しかし一方で、FF XIVなどCPUに大きく依存する場面においては、どんなにGPUを強化しても明確な差が出ない。
GPUだけに注目するのではなく、全体の環境整備こそが重要だという当たり前の課題に改めて突き当たったわけです。
印象深い出来事がひとつあります。
新エリア「Dawntrail」を散策していた時のことです。
5060Tiでも意外と快適で「これで十分かな」と思った矢先、人が多い都市部に入った途端に処理が一気に重たく感じられました。
そこで思い切って5070に切り替えた瞬間、画面が驚くほど滑らかに変わり、思わず「これこれ！」と声が出たほどです。
机に座る大人が声を出してしまうほどの体験差。
数値以上の実感というのは、まさにこういう場面で現れるのだと思いました。
消費電力について見ると、5070はやや高めではあるものの旧世代から比べれば効率的で、電源次第では問題なし。
ただ、5060Tiの扱いやすさは光ります。
650Wクラスの電源でも余裕を残せるため、セカンドPCに組み込んでも安心できる存在になります。
ここも「気軽に長く使える相棒」という点で大きな価値があると考えました。
最終的に私が選んだのは5070でした。
理由は、WQHDで高い快適性を求めたいから。
選んだのはMSIの静音性に優れたカスタムモデルで、長時間プレイや作業時に耳障りにならないことが決め手でした。
夜遅くまで仕事やゲームをしていても、背後から響くのはわずかな風切り音だけで、集中力を削がれることがありませんでした。
ここは予想以上に大きな満足点でした。
振り返ると、やはり自分の使い方をどこまで想定するかが選択の核になります。
フルHDを中心に遊ぶなら5060Tiで充分、むしろ財布に優しく現実的です。
ただ表現力を一段上げたいなら5070が強力な候補になる。
この選び分けは、単に価格や数字の比較ではなく、自分が「どう時間を過ごしたいか」を問われているように思えました。
シンプルにまとめると、フルHD快適重視なら5060Ti。
WQHDを真剣に楽しみたいなら5070。
私は5070を選んで後悔はありません。
むしろ未来の重いタイトルに備えて安全弁を確保できた安心感の方が強く残りました。
しかし一方で、今の予算をまず大切にする視点から見れば、5060Tiは疑いなく魅力的な答えになりえます。
これが実際に二枚を手元で試した上での、私の正直な答えです。
Radeon RX 9070XTをFF XIVで使ったときの体感レビュー
私はこれまでいくつもGPUを触ってきましたが、長時間遊んでも肩の力を抜いてリラックスできるカードにはなかなか出会えません。
数字のFPSを追いかけるよりも、画面を操作したときの感触の快適さで判断したい私にとって、RX 9070XTはちょうどいい存在になっています。
視点をくるっと切り替えたときの滑らかさを体験した瞬間、心の中で「お、これはいい」と素直に口走ってしまったほどです。
もちろん最初から何もかも順調だったわけではなく、購入直後は細かな不具合に頭を抱えました。
特にフルスクリーンからウィンドウモードに切り替える際、一瞬映像が乱れる症状に出くわして、思わず「やれやれ、またか」とため息をつきました。
その時は正直落胆しましたが、後日配布されたドライバ更新で改善され、今ではほとんど気になりません。
この辺りの初期調整は、AMDがもう少し頑張るべき課題だと思います。
動作に関しては正直に言えば期待以上で、人の多い都市部や24人レイドでも驚くほど快適に動作しました。
普段なら「ここで少し重たくなるだろうな」と身構える場面もスムーズに越えてしまうので、拍子抜けしたくらいです。
特にFSR 4を有効にした状態では、視点変更時の遅延をほとんど感じないため、戦闘中に一歩先を読んで動ける余裕が生まれました。
GPUそのものの性能に加えて、ソフト側の最適化がしっかり噛み合っているということを体験的に理解できた瞬間でした。
余裕の力を目の当たりにした気分。
冷却性能については予想よりずっと好印象で、耳に残るほどのノイズはありませんでした。
私はクリエイティブな業務にもPCを酷使するため、ファンの騒音はとても気になる部分です。
70度前後で安定しつつも、うるさくて集中を妨げることがないのは助かります。
安心して長時間使える静かな環境。
これは非常に大きな価値だと思います。
競合製品と比べると、RTX 5070クラスにはやはりレイトレーシングとAI処理で一日の長があります。
特定の最新タイトルを楽しむ人ならその点をしっかり考慮する必要があるでしょう。
しかし、FF XIVのようにRT機能を前提としていないゲームでは純粋に描画の安定度がものを言います。
その点でRX 9070XTは必要十分であり、むしろ自分のように「ゲーム中に細かい調整を意識したくない」タイプには向いていると実感しました。
正直、遊ぶだけなら何の不満も出ません。
特にFSR 4の恩恵は、都市部や大規模戦闘の場面で顕著で、画質の輪郭感を保ちながら滑らかさを引き上げてくれるのは大きな強みです。
その瞬間、私は「これはただの技術じゃないな」と感じました。
最近よく話題になるAI関連の進歩を、机上の話ではなく、自分のプレイ体験を通じて実感できたというのは新鮮で、ある意味では未来を覗いた気持ちになりました。
描画の自然さに違和感がなく、技術が私たちの日常にすっと溶け込んできているのをはっきりと感じました。
対して気を付けなければならないのは電源です。
RX 9070XTはピーク時の消費電力が高めなので、電源ユニットに妥協するのは命取りになりかねません。
私は以前、ケチって失敗したことがあり、その記憶が鮮明に残っています。
そのため今回は最初から信頼できる850Wクラスを選びました。
システム全体の安定性を考えると、この判断が非常に重要だと痛感しました。
電源はただの部品ではなく、大切な保険のようなものです。
さて、これから先を考えると少しワクワクします。
FF XIVはこれからも拡張や高解像度対応で進化を続けていくゲームです。
そのときにRX 9070XTがどこまで性能を発揮できるのかが気になるポイントです。
私は次の9300シリーズあたりでさらなる進化が期待できると思っています。
特に発熱をさらに抑えつつメモリの使い方を効率化してくれれば、長く快適に遊べるでしょう。
その上でAMDには初期ドライバの安定度をもっと磨いて欲しい。
それが実現すれば、自信を持って「これ以外は選ぶ必要がない」と言えるはずです。
最終的にまとめると、RX 9070XTはFF XIVを心地よく遊びたい方に勧められるGPUです。
もちろんNVIDIAの方が優れる点もあり、用途によっては選択を分けることになるでしょう。
ただFF XIVに関して言うならば、RX 9070XTは最も安心して手にできる選択肢です。
私にとっては「遊ぶときに余計な心配をしなくていい」ことが最優先なので、このカードに十分満足しています。
そして今はただ、次にどんな驚きが待っているのかを楽しみにしているのです。
率直に言いましょう。
ゲーミングPC おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EL
| 【ZEFT Z55EL スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM：16GB) |
| メモリ | 128GB DDR5 (32GB x4枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | NZXT H9 Elite ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (FSP製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z45XEA
| 【ZEFT Z45XEA スペック】 | |
| CPU | Intel Core i7 14700KF 20コア/28スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7900XTX (VRAM：24GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z52AG
| 【ZEFT Z52AG スペック】 | |
| CPU | Intel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060Ti (VRAM：8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AS
| 【ZEFT Z55AS スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM：8GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS ROG Hyperion GR701 ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASUS製 ROG STRIX B860-F GAMING WIFI |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54ATC
| 【ZEFT Z54ATC スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM：16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
4K表示で遊ぶにはどの程度のGPU性能が欲しいか
4KでFF XIVを楽しみたいなら、やはり最新世代のハイエンドGPUを選ぶしかないと私は強く思っています。
これまでWQHDまでは何の不満もなく遊べていたのに、4Kに切り替えた瞬間「あ、これはちょっと辛いな」と胸の内でつぶやいてしまったことが何度もありました。
戦闘中にフレームが落ちるとテンポが崩れ、せっかくの爽快感まで損なわれる。
美麗な映像を楽しむはずが、逆にストレスの種になってしまうんですよね。
これは本当に痛感しましたが、4K環境ではGPU単体だけでどうにかなるものではありません。
確かにGPUが要であることに間違いはないのですが、CPUやメモリ、さらに冷却や電源の安定性まで含めて一体感を持たせることが大事なんです。
GPUだけでは到底抑えきれなかった場面のフレーム落ちが和らぎ、全体の動きが滑らかにつながる。
その違いを肌で感じた時、ようやく本当の意味でPC構成のバランスが生きるのだと納得できました。
特に印象に残っているのは、あるBTOショップで見かけたRTX 5080搭載モデルでした。
大型のケースに360mm水冷クーラーを備え、重たい処理をかけても驚くほど静音。
冷却性能をここまで突き詰めているのかと感心しつつ、その静けさに「これは長時間の安定性まで計算されているな」と直感できたんです。
これは単なるパーツの選択ではなく、信頼に足る設計思想。
自作を経験している私にとって、その完成度から伝わってくる安心感は計り知れないものでした。
逆に別の日、Radeon RX 9070 XTを触れる機会がありました。
私は正直、ドライバの安定性を不安視していた人間のひとりでした。
しかし、実際に試してみるとその心配は大きく裏切られました。
以前はカクつきが出ていた場面でも驚くほど滑らかに動き、しかも消費電力が抑えられている。
本当に予想を裏切られた瞬間で、私の中のAMD製GPUへの印象が一気に変わった出来事です。
忘れてはいけないのは、FF XIVというゲームが非常にシーンごとの負荷差が激しいことです。
特に都市部や大規模コンテンツではCPUとGPUが同時に悲鳴を上げることも少なくありません。
だから私はストレージにもNVMe SSDを入れています。
ローディングやテクスチャ読み込みが速くなり、シーンの切り替えが滑らかになると、ただの待ち時間が解消される以上の満足感があります。
ゲームへの没入感を邪魔されなくなるんです。
フレームレートが滑らかであること。
私は60fpsを安定して維持できるかどうかが、ゲーム体験の質を決める分かれ道だと確信しています。
だからこそ強く言いたい。
もちろん、高価なパーツを選ぶ決断は簡単ではありません。
誰しも予算との兼ね合いに悩みます。
しかし、長期的に見れば高性能なGPUに投資する方が、結果的に満足度も高いものです。
過去の私はつい「中堅くらいで十分だろう」と選び、後から「あの時もう少し頑張っておけば」と後悔しました。
その悔しさは今でも鮮明に覚えています。
だからもう、あの失敗は繰り返さないと心に決めています。
それらが揃った先にこそ、本当の意味での「快適なプレイフィール」が待っているのです。
そしてその選択は、一時の見栄や自己満足ではなく、長い時間をかけてゲームライフに満足をもたらす投資になります。
私は胸を張ってそう断言できます。
これが私の本音です。
最新グラフィックボード(VGA)性能一覧
| GPU型番 | VRAM | 3DMarkスコア TimeSpy |
3DMarkスコア FireStrike |
TGP | 公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 32GB | 48494 | 101772 | 575W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5080 | 16GB | 32021 | 77948 | 360W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 XT | 16GB | 30030 | 66654 | 304W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7900 XTX | 24GB | 29954 | 73308 | 355W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | 27053 | 68819 | 300W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 | 16GB | 26399 | 60143 | 220W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 | 12GB | 21861 | 56710 | 250W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7800 XT | 16GB | 19839 | 50402 | 263W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | 16494 | 39309 | 145W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 15930 | 38139 | 180W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 15792 | 37916 | 180W | 公式 | 価格 |
| Arc B580 | 12GB | 14580 | 34864 | 190W | 公式 | 価格 |
| Arc B570 | 10GB | 13688 | 30810 | 150W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 | 8GB | 13149 | 32309 | 145W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7600 | 8GB | 10778 | 31692 | 165W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 10608 | 28539 | 115W | 公式 | 価格 |
FF XIVを長く遊ぶためのメモリとストレージの最適容量
DDR5メモリは32GBで十分か、それとも64GBへ増設すべきか
私自身も当初はそう考えていましたし、実際に32GBでしばらく遊んでいた頃は快適さに特に不足を感じませんでした。
ロード時間も短く、UIの動作も軽くて、「ああ、もうこれ以上は必要ないな」と胸を張っていたくらいです。
しかし、使い方の幅を広げていくと、話はだんだんと変わってきました。
私が64GBへの増設を決めたのは、ただゲームを遊ぶだけではなく、同時に配信や動画編集をこなすシーンが増えてきたからです。
例えば、Discordでフレンドと会話しながらブラウザで調べ物をし、裏でOBSを動かして録画まで並行している状況。
その最中にさらにAI系の重たいアプリを触るなんてことになると、32GBの環境では息切れする瞬間が確かにありました。
そんなときに「大丈夫か？落ちないよな」と心配しながら操作していた記憶があります。
小さな不安。
でも、その積み重ねが想像以上に心をすり減らすんです。
64GBにしてから、その不安は一気に減りました。
これは本当に大きいです。
安心感が違う。
いや、正直に言うとホッとしたんです。
32GBの環境で「ここまで使うとまずいかもしれない」と思っていた自分が嘘のように楽になりました。
とりわけ印象に残っているのは、新しい拡張パックが実装されたあの日のことです。
人の多い街に入ると、32GB環境のときは描画がもたつき、少し引っ掛かりがありました。
ゲーム自体は同じはずなのに、積み重なる快適さが毎日の体験を大きく左右する。
それを肌で感じた瞬間でした。
もちろん、増設の決断までは悩みました。
32GBで十分に遊べていたのだから、そこにさらにお金をかけるのかと自分に何度も問いかけたんです。
グラフィックカードを上のランクにした方がいいのではないか。
あるいはCPUに投資するべきではないか。
パーツごとのシミュレーションを頭の中で繰り返しました。
正直、安い金額じゃありませんからね。
でも覚悟を決めて64GBにしたあとの満足感は大きく、配信を始めたときに「映像が滑らかだね」と言われた瞬間、心から「投資してよかった」と思いました。
DDR5メモリの進歩も見逃せません。
32GBでも十分に速く、昔DDR4で遊んでいた頃を思い出すとレスポンスの違いには驚かされました。
だからこそ余計に「32GBで十分だ」と思い込んでいた部分もあったのですが、高解像度設定で本格的に配信しようとすると話は別です。
想定以上にメモリを消費して、安定感に差が出る。
結局のところ、用途を広げたときに64GBでないと満足できなくなるわけです。
私にとって一番大きかったのは精神的な余裕です。
ギリギリのスペックでやりくりしていると、どこかで「落ちるかもしれない」「固まるかもしれない」と恐れてしまう。
64GBにしてからは、その縛りが外れました。
「同時に何をしても大丈夫」と思える気分の軽さ。
これは性能表や数値では測れない価値です。
ただし、誰にでも64GBが必要だと言うつもりはありません。
それだけでロードは早く、動作も軽い。
余った予算をグラフィックカードやストレージ、あるいは周辺機器に回した方が、満足感の向上につながる場合もあるでしょう。
要は、どんな使い方をするかが一番の判断材料になるということです。
無駄に豪華な構成を狙う必要はないんです。
自分の用途を冷静に見極めて、将来的に拡張が必要になりそうならその時に64GBを考えればいい。
今の使い方のままなら32GBで十分に機能します。
その線引きをどうするかは、自分の遊び方や仕事の仕方を素直に棚卸しすることから始まります。
最後に私個人の結論を言うなら、FF XIVだけなら32GBで十分。
けれど配信や動画編集まで望むなら64GBにして安心を買う。
私は後者を選びました。
その結果、「これで良かった」と今では胸を張って言えています。
つまり、選択肢はシンプルです。
FF XIVを快適に遊ぶ環境なら32GB。
そしてそれを超えて幅広い活用を考えるなら64GB。
この違いを理解すること。
それが最も大切なのだと強く感じています。
安心感。
PCIe Gen4 SSDとGen5 SSDを比べて分かったロード時間の違い
実際に両方のSSDを使い比べてみて、私が率直に思ったのは「FF XIVを遊ぶだけならGen4で十分だな」ということです。
正直な話、Gen5の性能がフルに発揮される場面は、ゲームプレイの中では思った以上に少なかったんです。
確かにロードが一瞬だけ早くなったり、大きめの街に移動したときの待ち時間がわずかに縮まったりはします。
でもその数秒の違いが、遊んでいて「劇的だ」と言えるほどではなかったんですよね。
小さな差ではありますが、人によってはこの時間短縮をとても大きく感じるのかもしれません。
ただ、だからといって「Gen5に意味がない」とは決して言いません。
むしろPC全体の応答の滑らかさは確かに違いました。
大容量データのコピーや重たいソフトを立ち上げるとき、明らかに処理が一気に片づいていく爽快感があるんです。
そのときの「ああ、このために買ったんだな」と思える実感は、ゲーム以外にPCをよく使う人には響くと思います。
私は特に仕事柄、ブラウザやオフィスソフトを並行して立ち上げることが多いのですが、待ち時間が減るとそれだけで気持ちが軽くなるんですよ。
毎日のことだからこそ効いてくるんです。
FF XIVの場面で言えば、大人数がひしめくリムサ・ロミンサの広場なんかで違いが出ました。
Gen4では一拍待たされるような感覚が残るのに対して、Gen5ではその間合いがほんの少し詰まったと感じられる。
でも誤解しないでください、本当に数秒の差です。
でも電車にギリギリで飛び乗れた瞬間みたいに、その小さな差が妙に嬉しかったりするんですよ。
大げさに言うならそれが「快適さの積み重ね」なんでしょう。
とはいえ財布事情も大事です。
私は40代になってから、自作PCにお金をつぎ込む時に一呼吸おくようになりました。
Gen5の価格を見て正直「高いな…」と感じたのは事実です。
だから購入を決めたときも、ちょっと勇気がいりました。
それでも半年間使ってみての感覚は悪くなくて、OSのアップデートがいつの間にか終わっているとか、動画のコピーが一瞬で済んでしまうとか、日常の中で確かに「差」を実感しています。
もちろん良いことばかりではありません。
Gen5は間違いなく発熱が強い。
最初は無対策で使っていたのですが、しばらくして危うさを感じました。
それでやっと安定して動いてくれるようになったんです。
だからこれから導入を考えている方には、冷却対策は絶対軽視するなと言いたい。
安定して動くというのは当たり前に思いますが、それが整わないとせっかくの性能も宝の持ち腐れになってしまいます。
一方でGen4の良さは安心感に尽きます。
扱いやすくて安定性が高く、2TB以上を選んでもコストを抑えやすい。
長年FF XIVをやっているとスクリーンショットや動画の保存でストレージを圧迫しますが、容量を余裕をもって確保できるのは非常に助かります。
発熱も抑えられるから、冷却を特別意識せず済むのも大きい。
これがGen4の大きな魅力だと思いますね。
知人の話も印象的でした。
映像編集の仕事をしている彼はGen5に切り替えた瞬間「速すぎて笑う」と言っていました。
いや、本当に笑ってたんですよ。
私も横で思わず笑いましたが、やはり用途によってSSDの真価が変わるんだとそのとき納得しました。
FF XIVだけを遊ぶなら差が小さいとしても、動画編集や重量級の作業ではその違いが圧倒的に効いてくるんです。
だからこそ自分の用途に合わせた選択が必要なんだと、彼の反応を見て心から思いました。
つまり、私の結論はこうです。
FF XIVを快適に遊ぶためならGen4で十分。
コスト面も含めて安心して使えるのが強みだからです。
でも仕事や創作活動を含め、PCを幅広く活用するならGen5を選んで後悔はない。
将来的にFF XIVの拡張でデータが増え、より重い処理が要求されることを考えると、今からGen5を取り入れるのは十分に戦略と言えます。
私自身は、FF XIVを続けるための基本はGen4の余裕ある容量。
けれど生活全体の快適さを上げたいと考えたからこそGen5を手に取りました。
SSDの選択は部品交換にとどまらず、自分の時間や日常の過ごし方に直結する投資だと今は強く思っています。
そう考えると、次の買い替えですら少し楽しみになってきました。
快適さ。
安心感。
それが、私にとってSSD選びの軸なんです。
SSD規格一覧
| ストレージ規格 | 最大速度MBs | 接続方法 | URL_価格 |
|---|---|---|---|
| SSD nVMe Gen5 | 16000 | m.2 SSDスロット | 価格 |
| SSD nVMe Gen4 | 8000 | m.2 SSDスロット | 価格 |
| SSD nVMe Gen3 | 4000 | m.2 SSDスロット | 価格 |
| SSD SATA3 | 600 | SATAケーブル | 価格 |
| HDD SATA3 | 200 | SATAケーブル | 価格 |
アップデートや追加コンテンツを見越したSSD容量の選び方
FF XIVを長く快適に遊び続けるために必要なのは、やはりSSDの容量をしっかり確保しておくことだと痛感しています。
私はこれまでの経験から、1TBでは何とか足りるものの、2TBあれば心から安心できると強く思っています。
少し大げさかもしれませんが、容量不足に悩まされたときのストレスは、ゲームを楽しむ喜びを一気に奪い去るほど大きなものだからです。
あの息苦しさをもう二度と味わいたくない。
だから私は声を大にして言いたいのです。
私が過去に使っていたのは500GBのSSDでした。
OSとゲームを同じドライブに入れていたため、最初は大丈夫だろうと高を括っていました。
しかし拡張やパッチごとに容量は目に見えて減り続け、気づけば残り30GB程度まで追い込まれてしまったのです。
その結果、OSアップデートのたびにエラーが出たり、ゲーム中にスクリーンショットを撮るだけで保存不可のアラートが表示されたりしました。
本来楽しむための趣味が、不安の種に変わってしまった瞬間でした。
苛立ち、後悔、ため息ばかり。
これ以上の無駄はありませんでした。
その経験以来、新しいPCを選ぶときは必ず1TB、できれば2TBという決まりを自分の中で作りました。
拡張やイベントは次々に追加され、パッチでの更新も膨大です。
インストール直後の空き容量など、あっという間に消えてしまいますし、特に最近のグラフィックやサウンドは飛躍的に進化していて、数年前の感覚ではとても太刀打ちできません。
昔の「500GBあれば十分」といった常識は完全に過去のものになりました。
そう、時代は変わったのです。
最近ではPCIe Gen.4対応のSSDが主流になり、値段と性能のバランスも良くなりました。
確かにGen.5は気になりますが、発熱や大型ヒートシンクの扱いを考えると、正直なところ「現実的じゃないな」と私は感じています。
無理に最新規格を追うより、安定性のあるGen.4を選んだ方が余計な心配をせずにすみます。
私が2TBのGen.4を導入したとき、胸の中に広がった安心感は何ものにも代えがたいものでした。
とはいえ「データ整理すれば済むのでは」と考える方もいるでしょう。
けれど、私は削除するたびに後悔してきました。
イベントのムービー、過去パッチでしか見られない演出、あるいは仲間と遊んだときの思い出を残したい気持ちは誰にだってあるはずです。
消した瞬間に二度と戻らない。
そう思うと、容量不足のせいで思い出を切り捨てるのはあまりにも虚しい。
クラウドに避難させる方法もありますが、実際のプレイでは瞬時の読み込みが重要ですから、クラウドだけに依存するのは現実的ではありません。
物理的に余力を持たせることこそ、最大の安心材料になるのです。
都市エリアに人が溢れる拡張直後を思い浮かべてください。
もしSSDの読み込みが一瞬でも追いつかなければ、画面が止まり、キャラクターの動きが固まります。
その刹那、せっかく作り込まれた世界の没入感が崩れ落ちるだけでなく、コンテンツにも支障が出かねません。
その危うさを考えると、大容量SSDは単なる快適装備ではなく、安心して冒険を楽しむための防波堤そのものだと私は感じています。
実際、私は2TBを導入してから驚くほどストレスが減りました。
ゲームだけでなく動画の録画や仕事用の資料まで一緒に収めていますが、それでも容量不足に悩まされることはありません。
確かに導入にはお金がかかります。
しかし、「容量を心配しなくていい」という気持ちには、数字以上の価値があります。
それは心の自由です。
選択肢の広さです。
そして未来の自分を守る保険でもあります。
最新規格や速度の数値に惑わされなくてもいいと思います。
普段のプレイ体験を決めるのは、最終的には容量です。
容量が不足した瞬間に判断や行動が窮屈になる。
私はもう二度と、あの無駄な時間に振り回されたくありません。
「ああ、空きが足りないから整理しなくちゃ」と感じる瞬間は、仕事で疲れた心に追い打ちをかけます。
ただ楽しく遊びたいだけなのに、それが不安の種になるのはもったいなさすぎる。
だからこそ、SSDの容量を広く確保することは「未来の自分への贈り物」だと考えるようになりました。
結局のところ、FF XIVを腰を据えてとことん楽しみたいならば、SSDは最低でも1TB、余裕があれば2TBを選ぶべきです。
その選択は今だけでなく、数年先の拡張やイベントまで見据えた現実的な投資なのです。
私自身、過去に小さなSSDで散々後悔したからこそ、この答えを強く伝えたいと思います。
安心。
投資。
FF XIV用ゲーミングPCで試した冷却とケース選びの工夫
空冷と水冷を使い比べて分かったメリット・デメリット
空冷か水冷か、最終的にどちらを選ぶべきかと問われれば、私は「日常的に使うなら空冷、性能を極限まで引き出したいなら水冷」と答えます。
実際に両方を試した経験からそう感じているのです。
確かに数字やレビューでの比較は参考にはなりますが、最終的に決め手となるのは、長く使い続ける中での扱いやすさやトラブルの発生具合、そして何よりもその人の性格やこだわりに合うかどうかだと思います。
空冷のメリットは、やはり堅実であることです。
私が最初に空冷クーラーを導入したときも、取り付けは想像以上に簡単でした。
複雑な仕組みがなく、ヒートシンクとファンだけで冷却を担ってくれるその安心感は、正直ありがたかったものです。
半年以上電源を切らずに放置していたサブ機でも、安定して動き続けていたのには驚きました。
掃除も楽で、埃を軽く払えばもう完了。
大げさではなく「気楽なんだよな」と思わず声に出したくらいです。
ただし短所もあります。
巨大なヒートシンクがケースに収まらず、ふたを閉められなかった経験は今でも忘れられません。
そのときは半ば笑うしかありませんでしたが、実際には投資したパーツが台無しになったようで、気持ちの整理に時間がかかりました。
さらに高負荷時の回転音。
静かな深夜にファンが唸りを上げた瞬間、「ああ、ここが限界か」と苦笑いした覚えがあります。
やはり完璧ではない。
対照的に水冷についてですが、初めて導入したときは興奮さえ覚えました。
重いゲームをプレイしている最中でもCPU温度が一定に保たれ、ファンの音も気にならない。
まさに静寂の中で操作できる心地よさでした。
しかも見た目が圧倒的に美しい。
RGBの光が柔らかく反射し、それを見るたびテンションが上がる。
正直、機能よりもその見栄えに惚れ込んでいた時期もありました。
ところが水冷には気を使う局面が多いのも事実です。
私自身、設置時にラジエーターの配置を誤り、エアが溜まって性能が落ちるという事態に直面しました。
その結果、週末を潰して再設置するはめに。
さらに数年経ったある日、ポンプの騒音が増してきて、やがては交換が避けられなくなったこともあります。
あのときの出費と手間は本当に辛かった。
静音性やデザイン性の代償がこれかと、妙に現実的な思いをしたのを覚えています。
コスト面も侮れません。
空冷なら安ければ1万円以下、よほど大型でもせいぜい2万円前後。
部品交換をしながら長く使えるため、費用は抑えられます。
その点で、私のように「壊れたら嫌だな」と思う性格にはよく合っている。
水冷は初期投資が重い。
ケースも対応が必要で、下調べ抜きに買うと「入らない」という笑えない事態になる。
実際、私の友人はそれで途方に暮れていました。
熱対策の重要性については、失敗から学びました。
その瞬間、戦闘シーンは台無し。
あまりのストレスで椅子を蹴りたくなったこともありました。
性能の「数字」以上に、精神面の影響が大きいということです。
今後のPC環境を考えると、省電力化が進む中で空冷が現実的な選択肢としてより魅力を増していくだろうと思います。
私ももし将来、配信や動画編集を同時に快適に進めたいとなったら、おそらく迷わず水冷を手に取るでしょう。
なによりも静かな力強さというのは、他の冷却方式にはない魅力だからです。
私の答えは明確です。
普段のゲームや作業を快適にしたいだけの人には空冷を薦めたい。
静かに最高設定でやり込みたいという人には水冷を薦めたい。
その線引きだけははっきりしているのです。
言ってしまえば「どちらも正解」。
ただ、自分にとって何を優先するかを決めることこそが最も大切なのだと強く感じています。
心地よさ。
安心感。
選び方ひとつで日々の体験が大きく変わる。
長く一緒に過ごすPCだからこそ、どちらの方法であれ、納得して笑顔で使える選択こそが真の正解だと私は思っています。
ゲーミングPC おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DW
| 【ZEFT Z55DW スペック】 | |
| CPU | Intel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM：16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55ET
| 【ZEFT Z55ET スペック】 | |
| CPU | Intel Core i9 14900KF 24コア/32スレッド 6.00GHz(ブースト)/3.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM：16GB) |
| メモリ | 128GB DDR5 (32GB x4枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7400Gbps/7000Gbps Crucial製) SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | CoolerMaster COSMOS C700M |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー 360L CORE ARGB |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (FSP製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60AT
| 【ZEFT R60AT スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM：8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | LianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様 |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EM
| 【ZEFT Z55EM スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM：16GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | CoolerMaster COSMOS C700M |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (FSP製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DP
| 【ZEFT Z55DP スペック】 | |
| CPU | Intel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM：8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS ROG Hyperion GR701 ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
ガラス張りケースとエアフロー重視ケースを比べて感じたこと
この二つの狭間で私は何度も迷ってきました。
特にパソコンのケースを選ぶときには、感情と理性のせめぎ合いを常に感じていたのです。
最初に手を出したのはガラス張りの派手なケースでした。
部屋の照明を落とし、電源を入れた瞬間に淡く光が広がったときの感触、それはしばらくの間、心を満たしてくれました。
誰に見せるでもないのに、自分だけの秘密の宝物のように思えたのです。
ただ一方で、使い込むほどに直面したのは冷却性能の弱さでした。
特に夏場の蒸し暑い日にゲームを長時間続けていると、機械そのものが汗をかいているように熱を帯びていきます。
画面の裏側で熱がこもり、ファンの音が急に大きくなるたび、私は「またか」とため息をつきました。
冷房を強くしても、決して安心できる感じにはならない。
結局そこに不快さが積み重なり、次第に美しい外観よりも安定動作のほうが大切なのではないかと気持ちが傾いていったのです。
その後に選んだエアフローをしっかり意識したケースは、見た目としては地味でした。
しかし、実際に使った瞬間からその違いは明確でした。
CPU温度が数度下がる。
それだけのことなのに、体感としては全然別物です。
以前はファン音が常に気になり、集中したくても集中できない場面がありました。
それが今は、耳を澄まさない限り気にならない。
本当に驚きました。
ゲームの世界に深く入っていけるあの感覚が戻ってきて、これこそ自分が長い時間かけて求めていたことだったと実感しました。
とはいえ、ガラス張りのケースを悪く言うつもりは一切ありません。
むしろ、最初にそれを選んだからこそ、今の自分の考えにたどり着けたのだと思っています。
透明感あるシルエット、光が放つ華やかさ、あれは一度は経験しなければ分からない価値がある。
ですが現実には、冷却不足が積み重なり、長期的に見ると不満が募るものです。
見栄え八割、快適性二割で選んだ最初のケース選びは、確かに心を満たした一方で、最終的に私を現実に引き戻しました。
だからこそ、エアフロー重視に切り替えたとき、初めて「これだ」と心から納得できた瞬間を得られたのです。
特に印象的だったのは、新しいゲーム環境に移行したときでした。
私はFF XIVのグラフィック強化後にCore Ultra 7とRTX5070Tiを組み合わせて挑戦しました。
解像度をWQHDに上げて試したとき、もし以前のガラスケースのままだったらどうなっていたか、考えるだけで怖くなりました。
密閉された環境では、フレームレートが落ちて操作がカクついたでしょう。
しかし今は違います。
安定した操作感が続き、画面の向こうに広がる世界に完全に没入できる。
一方で、最近は木目調やインテリア性を前面に出したケースが目立つようになっています。
確かに魅力的で、思わず「いいな」と心が揺さぶられることもあります。
ただ、私にとっては「一番の演出は安定動作だ」という考えを揺るがすものではありません。
忙しい社会人だからこそ感じます。
限られた遊ぶ時間でいかに集中できるかが重要なのです。
そういう経験を、私は嫌というほど味わってきました。
冷却性能を重視したケースを使うようになってから、もう一つ大きな収穫がありました。
掃除のしやすさです。
フィルターの取り外しも簡単で、清掃が以前よりずいぶん楽になりました。
これは本当に生活に直結する大きな違いでしたね。
さらに、冷却性能が省エネにも直結することに気づいたのはもう少し後のことです。
温度が上がるとCPUやGPUの効率は下がり、無駄に電力を食います。
つまり、冷却の良し悪しで電気代までも変わってしまうのです。
これは数か月単位で使ってみて初めて理解しました。
快適性と同時に財布に優しいことを考えると、やはり冷却を軽視するのはあり得ません。
正直言えば、今もときどきガラス張りのきらびやかな姿を思い出し、懐かしい気持ちになることはあります。
あのときの心躍る気持ちは確かに本物でした。
けれど次に新しい構成に組み替えるときが来たら、私は迷わず再びエアフロー型を選ぶでしょう。
見た目がどうであれ、安定性には代えられないからです。
安心して遊べる。
それがあれば十分です。
快適さこそ正義。
これが私の答えです。
パソコンはただの道具ではありません。
日常の相棒であり、ときには心を和ませる存在でもあります。
だからこそ、私は派手さよりも堅実な冷却性能を選びたいのです。
その選択が、これからも長く自分の時間に寄り添ってくれると確信しているからです。
長時間レイド中も安定して冷やせるセッティングの工夫
長時間のレイドを快適に戦い抜くために最も大切なのは、PCの冷却を安定させることだと私は感じています。
でも突然の熱暴走で画面が固まると、仲間全員に迷惑がかかってしまう。
しかもそれがボス戦の終盤で起こるなんて想像しただけで胃が痛くなる。
だから私はまず冷却に投資する。
これは性能云々以前に絶対守るべき土台なんです。
私が最初に向き合ったのはケース内の空気の流れでした。
その基本を守るだけでも安定感が違うのですが、実際に組んでみると、ちょっとしたケーブルの位置ですぐ乱流が起きてしまう。
だから長すぎるケーブル配線は可能な限り裏側に逃がしたのです。
それだけでゲーム中の心の余裕がかなり変わりました。
冷却クーラーは空冷か水冷かで人によって意見が分かれやすいですが、私自身は両方試しました。
十数時間のレイドを大型空冷で走らせても安定していましたし、不具合なんてありませんでした。
ただ、深夜にスピーカーで遊んでいたとき、ファンの音が家族にうるさいと指摘されたんです。
その瞬間に「やっぱり水冷にしておけばよかった」と思いました。
音って大事なんです。
自分の暮らし方に合わせた選択こそ、長続きする環境を作る鍵なんだと実感しました。
真夏の午後、冷房26度で高負荷をかけてもCPU温度が70度を切る。
想像以上に安定して動作した瞬間に、手をかける価値を強く思い知らされたんです。
余裕をもって戦える安心感は何物にも代え難い。
GPUの発熱管理はさらにシビアです。
私は以前、吸気ファンの配置を少し変えて、グラフィックカード直下に冷たい風を流すようにしました。
すると温度が80度手前から74度に落ち着き、電力制御で性能が抑えられる場面がなくなった。
そのうえ映像がなめらかになったんです。
ちょっとした工夫で勝敗を分ける差が生まれる。
これを体験したときは本当に震えましたね。
ケース選びも悩ましい。
冷却重視ならメッシュ構造が鉄則だと分かっていても、目の前に美しいガラスパネルのケースがあれば迷うものです。
私もかつてその誘惑に負けてガラスモデルを購入しました。
しかし実際に使うと、内部に熱がこもりファンを全力で回しても冷えない。
格好と実用の両立、その折り合いは本当に難しい。
最近はリビングに合う木目調のケースも増えてきています。
インテリアとしては素晴らしいのですが、正直吸気効率を犠牲にしていることも多い。
デザインを取るか安定稼働を取るか、選択は個人の価値観次第でしょう。
美しい見た目よりも、大事なのはゲームが止まらないことです。
冷却の確保。
私の経験からすると、最適解は意外とシンプルなんです。
CPUとGPUの排熱を真っ直ぐ抜く流れを作る。
そこに合わせてケースとクーラーを選ぶ。
この流れを意識すれば大抵のトラブルは避けられるはずです。
正しく冷却の通った環境では、最新世代のCPUやGPUは驚くほど安定します。
むしろ時間を忘れて楽しめるほどです。
安定するって、ただ快適になる以上に「気持ちの余裕」を与えてくれます。
私はそこに価値を感じました。
最終的にどうするかは、自分の生活リズムとプレイスタイル次第でしょう。
もし迷っているなら、前面メッシュのケースに高効率ファンを入れ、GPU直下に空気を流す。
それに加え、静音を取るなら簡易水冷、扱いやすさ重視なら大型空冷。
これが私がたどり着いた現実的な解答です。
私が一番考えるのは「自分の時間を無駄にしないために」ということ。
安定した環境でプレイしていると、昔の不安定な環境がどれほどストレスフルだったかを思い知らされます。
熱暴走に怯えながらプレイするなんて、もう戻りたくない。
仲間たちと声をあげて楽しめる。
心から笑える。
この喜びが私を突き動かしています。
FF XIVゲーミングPCを買う前によく受ける相談と答え
ノート型ゲーミングPCでも実際にどれくらい動くのか
普段のちょっとしたソロ活動や都市部での移動程度であれば、大きなストレスを感じることはまずありません。
ただ、本音を言うとやはりデスクトップマシンの滑らかさや安定感には及ばない状況がある。
これが正直なところです。
それでも、最近のゲーミングノートには本当に驚かされます。
数年前なら重たくて持ち運ぶのも苦労していたのに、今では薄型にも関わらずハイスペックな動きをしてくれる。
大げさでもなく、それほど自然に遊べてしまうのです。
実際、フルHDならレイド戦も十分こなせるレベルで安心できます。
ただ、万能ではないこともまた事実。
筐体の大きさに制約がある以上、冷却性能に妥協は避けられません。
長時間遊ぶと負荷が積み重なり、ファンが常に唸り出す。
夜の静かな部屋でゲームをすると、あの風切り音が妙に耳につき、気持ちが集中できなくなることが何度もありました。
これは持ち運びやすさとのバーターですね。
それにノートの宿命として、GPUを交換できないのは確かに厳しい。
RTX5070クラスを搭載しているモデルなら当面は安心できますし、私も試したところ草木や影の表現を最高設定にしても、環境は違和感なく動いていました。
ただ、数年後にまた新しい拡張パックや技術革新が訪れればどうなるか。
どうしたってデスクトップ機より早く限界を迎えるのです。
頭では分かっていたけれど、実際に遊んでいて「いつかは買い替える時が来る」と実感しました。
そうは言っても、ノートで良かったと思える瞬間は確かにあります。
私にとって一番の利点は、仕事と遊びを一台でまかなえることでした。
朝はExcelやTeamsで会議に参加し、夜はそのままログインして気軽に遊ぶ。
休憩中にロビーへ行き、ちょっとした時間で息抜きをする。
四十代、仕事と家庭に挟まれて自分の時間を作りにくい中で、この手軽さは本当にありがたい。
ただし課題もある。
ストレージ容量です。
拡張パックを重ねるごとにFF XIVのインストールサイズは肥大化し、今では軽く140GBを超えます。
そこにWindowsや仕事のアプリを入れるともう一杯。
私も購入時は1TBで十分だと思ったのですが、あっという間にいっぱいになり「やっぱり2TB以上にしておくべきだった」と後悔しました。
外付けSSDという手もあるものの、それではせっかくの機動力が損なわれる。
私はこの点を後悔として強く感じています。
CPU性能についても触れないわけにはいきません。
Core Ultra 5やRyzen 5レベルで問題なく動作はしますが、大規模コンテンツの最中に負荷が急増すると途端にフレームレートが落ちる。
その瞬間「ああ、やっぱり限界なんだな」と心の中で苦笑いしてしまいます。
最高の安定感と余裕を求めるなら、冷却性能がしっかりしたデスクトップのほうが無難でしょう。
ただ、私のように「持ち運びながら時と場所を選ばずに遊びたい」という立場であればノートでも十分です。
自由度と手軽さのバランスですね。
ちなみに4K出力を試してみたこともあります。
確かに画面は出せましたが、動作は重々しくて快適にはほど遠い。
「まあ、無理やり表示してるな」と苦笑しました。
本気で4KやWQHDで遊びたい人は素直にデスクトップを選ぶべきです。
フルHDこそが現実的な折り合いどころだと、改めて感じました。
eGPUについても一度真剣に考えました。
外付けGPUケースをつなげば性能面でかなり補えます。
正直に言えば、それをするくらいなら最初からデスクトップを買えば良いと思うのです。
納得感が持てない。
最終的に私なりの結論を言うと、ノート型ゲーミングPCは「サブ機」として扱うのが一番賢いということです。
主力はデスクトップで据えておき、その隣に外出先やリビングで気軽に遊ぶためのノートを構える。
この形なら不満も少なく、むしろ快適に感じられます。
安心感があります。
一台で仕事も遊びもこなせる便利さ。
出張にも持って行ける心強さ。
ですが、冷却や拡張性には限界があるのもまた事実。
だから欲ばらず、「どこでも軽快に遊べるPC」と割り切ることが、結局は一番現実的で満足感のある付き合い方だと思うのです。
万能ではないけれど、使い方次第で思った以上に自分の生活を支えてくれる。
これこそがゲーミングノートの魅力だと私は考えています。
以上が、40代の私が身をもって感じたゲーミングノートとの距離感です。
推奨スペック以上に盛った構成は本当に意味があるのか
ゲーム用PCを組むときに「推奨スペックよりも少し余分に盛った方がいいのか」という話題は、誰しも一度は考えるのではないでしょうか。
しかし同時に、金額とのバランスやモニター環境などによって、その余分な投資が全く活かされないケースも存在するのです。
だからこそ本当に必要な一段上をどう見極めるか、その判断が最も大きなポイントになります。
恥ずかしながら、私がそれを痛感したのは、FF XIVで初めて24人レイドに挑戦した時でした。
当時は「この程度で十分だろう」と思って、ミドルレンジのGPUであるRTX 5060Tiを使っていたのです。
ところが実際に戦闘が始まって全員のスキルエフェクトが一斉に画面に広がった途端、フレームレートが急降下してしまいました。
画面がカクついた瞬間、思わず「これはキツイな…」と独り言が出るほどでした。
その後、思い切ってRTX 5070Tiに買い替えたところ、戦闘中の最低fpsが明らかに改善され、さらに裏で配信ソフトを立ち上げても安定感がありました。
あの差を知ったときほど「少し上を選んで良かった」と強く感じたことはありません。
一方で、性能を盛っても全く意味がない場面もあります。
特にフルHD・60Hz固定のモニター環境では、GPUやCPUがいくら優秀でも出力側が受け止めきれず、頭打ちになってしまうのです。
そのときは正直「もったいないな」と苦笑しました。
しかし同じマシンを120Hzや240Hz対応モニターに切り替えた瞬間、今まで使い切れていなかった性能が一気に解放され、画面の滑らかさに驚いたのをはっきり覚えています。
結局、全体の調和なくしてスペックを盛っても無駄になるということですね。
長く使う前提なら、盛ることの意味はさらに大きくなります。
FF XIVのようなMMORPGは数年ごとに大型アップデートがあり、そのたびに必要スペックが少しずつ底上げされます。
推奨ぎりぎりの構成にしてしまうと、数年後には設定を落とさなければならなくなり、結局「なぜもっと余裕を見なかったのか」と後悔するのです。
私は以前、ストレージを1TB SSDで妥協したことがありました。
最初は十分に見えても、スクリーンショットや録画データ、パッチの積み重ねですぐ埋まってしまった。
「ケチったせいで不便になった」と痛感した瞬間でした。
しかし現実問題として、盛るということはコストが跳ね上がるという意味でもあります。
特にハイエンドCPUやGPUに手を出すと、価格が倍以上違うことも珍しくありません。
値段を見てため息が出る。
そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
だからこそ冷静に考える必要があります。
フルHDで遊び続ける予定ならミドル構成で十分に快適ですし、一方で「近い将来WQHDや4Kに移行するかもしれない」と思うなら、あらかじめワンランク上を選んでおくのが賢明です。
後から買い替えるくらいなら、最初に少し余分に投資しておいた方が結果的には出費が抑えられる。
未来の自分に投げかける問いかけのような選択です。
そしてメモリの件。
ここだけは「盛りすぎても困らない」と実感しています。
かつて16GBでやり繰りしていた頃、裏で動画を流すとすぐにスワップが発生し、プレイ中の映像が急にカクつく瞬間がありました。
その苛立ちは今でも覚えています。
32GBに変えた途端、それらの不快感が完全に消え、「こんなに違うのか」と心底驚きました。
それはまさに快適さそのものだったのです。
スペックを上げると、それに比例して発熱も増えます。
昔、通気性の悪いケースにハイエンドCPUを詰め込んで運用していた際、真夏は90度近くまで温度が上がり、深夜にファンが全力回転する音がうるさすぎて我慢できませんでした。
そのときのストレスは言い表せません。
ケースをメッシュタイプに変え、大型空冷を導入したら、一気に静かになり温度も落ち着いたのです。
「冷却まで含めて設計する大切さ」を身をもって理解した瞬間でした。
最終的に私が出した結論は明快です。
そして冷却とケースにも配慮する。
このラインを守れば、多くのMMORPGを数年間安心して楽しむには十分です。
無駄は確実に生じます。
だからこそ見極め。
盛らずに後悔するか。
盛りすぎて出費に泣くか。
この狭間にこそ、ゲーマーとしての覚悟が試されるのではないでしょうか。
ゲーミングPC おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT R60BO
| 【ZEFT R60BO スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM：16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7300Gbps/6300Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー 360L CORE ARGB |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55CS
| 【ZEFT Z55CS スペック】 | |
| CPU | Intel Core i9 14900KF 24コア/32スレッド 6.00GHz(ブースト)/3.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM：8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー 360L CORE ARGB |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R61K
| 【ZEFT R61K スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 7950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM：12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7300Gbps/6300Gbps WD製) |
| ケース | Fractal Design Pop XL Air RGB TG |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54HS
| 【ZEFT Z54HS スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060Ti (VRAM：8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P10 FLUX |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z52BU
| 【ZEFT Z52BU スペック】 | |
| CPU | Intel Core i9 14900F 24コア/32スレッド 5.40GHz(ブースト)/2.00GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM：8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5150Gbps/4900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
自作とBTO、それぞれにかかるコストと違い
FF XIVを快適に遊ぶためにパソコンを用意するなら、私の実感として最も現実的な選択肢はBTOパソコンです。
かつては自作に夢中になって深夜までネジやケーブルと格闘した経験もありますが、今の暮らしにはその余力がない。
やはりBTOのほうが無理なく長く付き合える選択だと感じています。
確かにBTOは一見すると自作より割高に見えます。
お店の工賃や仕入れコストが加わるので、値札だけを比較すると損した気分になるのも事実です。
ただしここ数年の市場を見ていると、パーツの流通が大手中心に効率化されており、かつてのように大きな価格差がないのです。
昔は「自作ならほぼ半額」といった時代もありましたが、今ではそんな感覚は消えつつあります。
そのため、多少の出費を受け入れてでも保証や手軽さを優先するBTOの利点が際立つのです。
自作には自作の良さがあります。
例えばFF XIVはCPU依存の傾向が強く、私は以前、Ryzenの最新世代を中心に構成し、グラフィックはミドルからハイレンジで抑えて、静音ケースにこだわったPCを組みました。
その瞬間はまるで学生時代の工作の延長のような喜びで、思わず「やったぞ」と声に出してしまったほどです。
ただし丸二日を費やし、翌日はぐったり。
趣味の時間として割り切れる人でなければ、なかなか続かない作業だと痛感しました。
最近のSSD事情も自作を悩ませる要素です。
PCIe Gen.5のモデルは発熱が大きく、冷却を工夫しないと性能が不安定になります。
大型ヒートシンクが他パーツと干渉することも多くて、思った以上に調整が難しいのです。
この辺りは失敗するとすぐにゲーム中の安定性を失い、せっかくの高価な投資が無駄になるリスクもあります。
つまり、自作には細かい課題解決を楽しめる人でないと厳しい。
それを遊びと捉えられるか、面倒だと感じるか。
適性が分かれるわけです。
BTOならその点は心配無用です。
届いた箱を開けて電源を入れるだけで、すぐに冒険に出られる。
私は仕事が立て込んでいる最中にBTOを頼んだことがありますが、数日後には玄関先に届き、その日の夜にはエオルゼアにログインしていました。
その楽さと即効性。
これは他では味わえません。
そして万一不良があれば、販売店に連絡するだけで対応してもらえます。
自作だと原因切り分けに丸一日かかり、さらにメーカー保証に回す煩わしさがある。
私は過去に、自作へのこだわりが暴走したことがあります。
見た目に惚れて購入したケースがやたらと配線しづらく、それを解決するために追加パーツを買い足し、気づけばBTOより高額に。
あの時は「やりすぎたな…」と頭を抱えました。
後悔まじりの苦笑い。
その経験から「自作は抑制心の勝負でもある」と学びました。
楽しさと同時に落とし穴もあるのです。
もちろんBTOにも弱点があります。
冷却性能や静音性にこだわりたい人にとっては物足りなさが残るでしょう。
ただ私は、仕事や家庭を抱える今の立場では、その自由度を犠牲にしてでも「時間を奪わない仕組み」を選ぶほうに納得しています。
完璧に作れなくても、十分な性能とショップ保証がセットで得られる。
信頼性。
これが最も大きな要素になります。
大きなトラブルに見舞われても電話一本で相談できる安心感は、若い頃よりも強く響いてきます。
時間を大切にする年齢になって初めて、この価値の高さを心底理解しました。
では最終的にどちらが正解なのか。
一方でBTOは短時間で環境を整え、余暇をすぐに楽しめる手段です。
どちらも正解ですが、今の私には間違いなくBTOが合っています。
自作はまた余裕が戻った時にやればいい。
そうやって区切りをつけたほうが現実的に長くゲームを楽しめるのです。
FF XIVを快適に楽しみたい、この一点で考えるならやはりBTOに分があります。
注文から数日で届き、初期設定も簡単で、いざというときのサポートまで備わっている。
それがどれほど安心につながるか、身をもって理解しました。
逆に、パーツを吟味して構築すること自体が最大の喜びならば自作も十分に価値があります。
制作過程を愛せる人なら、組み上がった瞬間のあの快感は代えがたい。
つまり、選択の分かれ道は「早く遊びたいか」「作る過程を楽しみたいか」という一点に集約されます。
私自身が学んだ答えは明快です。
急いで快適に遊びたいならBTO、構築そのものを趣味にできる心の余裕があるなら自作。
拡張パックを見据えて今のうちに抑えておきたいパーツ
快適に遊びたいなら妥協はできません。
とくにグラフィックボードとCPU。
この二つがしっかりしていないと、どんな工夫をしても限界がやってくるのを何度も経験してきました。
少し余裕のある構成にしておけば、半年後に後悔することは少なくなるというのが私の実感なのです。
グラフィックボードについては特に苦い思い出があります。
数年前、古いGPUを使っていたころ、大混雑の街でカメラを回した瞬間にカクつき、冒険どころではなくなったのです。
PCに詳しくない友人に説明するのも面倒で、そのときのストレスは今も印象に残っています。
だから今は、多少値が張っても中位から上位のモデルを意識して選びます。
現行世代のミドルハイならWQHDでも快適に動き、さらにDLSSやFSRが効いて描画が粗くならないのもありがたい。
私は去年RTX 5070へ換装しましたが、大規模戦闘でフレームレートが安定した瞬間に、本当に肩の力が抜けた気がしました。
CPUも軽視できません。
GPUの性能が良くても、CPUが人の多い場所の処理でついていけなければ、ゲーム全体が引っ張られてしまう。
昔、旧世代CPUで大人数レイドに挑んだとき、ファンの轟音のわりに画面はカクつくだけという惨状になりました。
正直、あのときはやる気を削がれました。
ところが今のCPUはシングル性能が伸び、省電力も考えられていて、冷却さえ整えれば静かに動いてくれます。
fpsも安定。
なんでもっと早く買い替えなかったんだと苦笑いするくらいです。
最新CPUのキャッシュ設計とコアの効率は、実際に大人数が集まるシーンでこそ生きてくると感じます。
忘れがちなメモリも重要です。
昔は16GBあれば十分だと言われていたものの、いまやゲームを立ち上げながら配信ソフトやブラウザも開くのは普通になっています。
そのとき原因が単純なメモリ不足だと分かり、落胆しました。
仕事用ならまだしも、週末の楽しみを自分で台無しにしてしまった虚しさは大きかった。
だから今は32GBを迷わず選んでいます。
余白がある安心感は想像以上に大切です。
ストレージもコストと実用性のバランスが問われます。
最近の拡張データはとんでもない容量で、笑えないレベルです。
私はGen4対応の1TB SSDを選びましたが、今のところ不満はありません。
ロード時間も短く、価格との折り合いもつきます。
もちろんGen5 SSDの速度には心が引かれました。
でも、発熱やコストを考えると現実的ではない。
無理に最先端を追わなくても、安定した環境を整えるほうが結局快適だと、この年齢になってやっと実感するようになりました。
冷却とケース設計も忘れてはいけません。
以前は安いケースに市販の空冷を突っ込んで済ませていましたが、夏場の熱でSSDが不安定になり、再インストールを繰り返した苦い経験があります。
あのときは本当に参りました。
それ以来、エアフローやファンの配置はきちんとチェックします。
準備の差がすべてを変える。
快適な構成にしておけば、ゲームの細部――NPCの仕草や夕方の空の色合いの移ろいまで、余裕をもって楽しむことができます。
逆に性能が足りなければ、肝心の冒険心そのものが半減してしまう。
私はそのもどかしさを何度も味わいましたし、だからこそ今でははっきりとした考えを持っています。
GPUは基本的にひと世代余裕を見て選ぶ。
CPUはシングルもマルチもバランスが取れた新世代を。
メモリは32GB以上。
SSDは最低でも1TB。
冷却とケースも見直す。
この構成にすれば、当分の拡張には十分に対応できると安心して言えます。
ただ、後悔しないために余裕を先に用意しておく判断こそが最良だと、私は自分の体験から確信しています。
安心できる準備。